はじめに
本ページではタイピング練習アプリの好みのタイプのダウンロードを例に、お手持ちのPCへの拙サイトのアプリダウンロード手順、インストール手順をご案内致します。
末尾にはダウンロード処置を円滑とするいくつかの推奨設定を記載致しました。併せてぜひ便利に活用ください。
※以下のデータは令和4年8月10日現在のWindows11 21H2 により調査致しました内容となります。
※アンチウィルスクライアントはMicrosoftDefenderを例に用いております。
目次
ダウンロード
技術概要と参考推奨設定
ダウンロード手順:NetReader Neoの場合
- サーバーへインストーラーファイルのダウンロードリクエストを送信します。
以下のリンクを実行頂くと、サーバーがダウンロードリクエストを受け取り、NetReaderNeoは「名前を付けて保存」の画面を表示します。
好みのタイプを今すぐダウンロード - ファイル名: konomisetup.exe 等と読み上げられます。
ファイル名が konomisetup.exe であることを方向キーの上下左右で確認します。 - 問題なければエンターキーを入力します。
(初期設定ではこれにより「ダウンロード」フォルダにファイルがダウンロードされ、保存されます。
※異なる場所へのダウンロードを実行される場合は、先ほどの「名前を付けて保存」の画面でTabキー、方向キーを用いて画面内を移動し、保存場所の変更を実行ください。
※既に「konomisetup.exe」というファイルがダウンロード済みの場合、エンターキーを押してダウンロードを実行しようとすると「上書き確認」のメッセージが表示されます。
「はい」を入力して先へ進んでください。 - ファイルのダウンロード進捗率がパーセントで音声ガイドされます。
100%となるまで待ちます。 - ダウンロードが終わりますと次のような音声が流れます。
NetReaderのヘルプメッセージ ダウンロードが完了しました。 konomisetup.exe エンターは フォルダを開く Rは 実行する Cは 閉じる
ここの画面は上下キーでメニュー移動が可能なので、
下 エンター と入力して「実行する(&R) 」を実行します。 - ユーザーアカウント制御が表示された場合は「はい」を実行します
Microsoft Edgeの場合
- サーバーへインストーラーファイルのダウンロードリクエストを送信します。
以下のリンクを実行頂くと、サーバーがダウンロードリクエストを受け取り、ブラウザはダウンロード準備処理を開始します。
好みのタイプを今すぐダウンロード - Ctrl+Jを入力し、ダウンロード状況管理画面へ移動します。
- konomisetup.exe で行う操作を選んでください と音声出力された場合は
Tabキーで「開く」まで移動 Enterキーでインストーラーを実行します。 - konomisetup.exe は一般的にダウンロードされていません konomisetup.exe を開く前に信頼できることを確認してください
と表示された場合はアプリケーションキーを入力してメニューを表示させ、上下キーで「保存」まで移動、エンターキーで実行します。 - 「保存」を入力した後は「詳細表示」というボタンを開きます。
- 続いて「保持する」というボタンを開きます
- ユーザーアカウント制御が表示された場合は「はい」でアクセス許可を行います
Google Chromeの場合
- サーバーへインストーラーファイルのダウンロードリクエストを送信します。
以下のリンクを実行頂くと、サーバーがダウンロードリクエストを受け取り、ブラウザはダウンロード準備処理を開始します。
好みのタイプを今すぐダウンロード - 名前を付けて保存 ダイアログが表示された場合は「ファイル名: 」が konomisetup.exe であることをカーソルキー上下左右で確認、ファイル名が問題なければそのままエンターキーを入力します。
- ダウンロード終了が音声通知されたら Shift+F6 にて今ダウンロードされたファイルを選択状態とします。
- ダウンロード時の指定と同じファイル名であることを確認し、
エンターキーを入力します。 - インストール作業が始まります。ユーザーアカウント制御が表示された場合は「はい」でアクセス許可を行います
Firefoxの場合
- サーバーへインストーラーファイルのダウンロードリクエストを送信します。
以下のリンクを実行頂くと、サーバーがダウンロードリクエストを受け取り、ブラウザはダウンロード準備処理を開始します。
好みのタイプを今すぐダウンロード - konomisetup.exe ??% 完了しました 等の音声が出力されます。
- Ctrl+Jを入力し、ブラウジングライブラリー(ダウンロード状況確認画面)を表示します。ダウンロード管理画面は別ウィンドウとして開きます。
- ダウンロードライブラリーは上下移動 Tabキーでの画面内移動をサポートする標準的ウィンドウです。
目的のファイルでエンターキーを入力しますと、アクセス許可の確認というウィンドウが現れます。(表示されない場合はAlt+Tabでウィンドウを切り替えながら探します) - アクセス許可画面が無事にAlt+Tabで選択されますと、「ユーザーアカウント制御」の画面が表示されます。
そこで「はい」を実行頂きますと、正常にインストールが行われます。
技術概要
アクセス許可設定が必要である理由
インターネット上のデータをお手元の端末(パソコンなど)に保存することを「ダウンロード」と申します。
新しくアプリをお手元の端末に追加することを「インストール」と申します。
iPhoneのiOS等はAppStore等からアプリをインストールするのに対し、
Windowsではアプリ開発の門戸がより広く開かれており、誰もがアプリ開発へ無償で参画できるプラットフォームとなっております。
但し、アプリのインストールにはOSの深い部分まで影響する動作が必要となり(スタートメニューへのアプリの登録など)、そのためにインストールプログラムのアクセス権限を広く許可する必要があり、それは残念ながらユーザーがそれぞれのリテラシーと理解と責任で行うこととなっております。
アプリのインストールプログラムをダウンロード後、インストールプログラムを実行してインストールします。
ご利用のセキュリティ対策ソフトやOSのユーザーアカウント制御画面が表示された場合は「許可」や「続行」、「詳細」等を実行し、都度アクセス許可をインストーラーに与えながら作業を進める必要がございます。
警告メッセージ類を自動でスキップする設定と、それを安全に運用する手順について
下記手順を行うことで、ダウンロードやインストールに関連する様々な警告メッセージを省くことが可能です。
警告メッセージを省くのは危ないのではないか、とのご懸念はもっともながら、現実にはこれらの警告が表示されるのは、その殆どが「任意のアプリを手動実行した時」であります。
手動実行ですから当然ユーザーは「それが何か」を認知の上での実行であり、既に同意と理解は成立していることとなります。その上での追加警告への「特に音声や拡大、キーボード利用での対応」は大いに苦痛ですので、視力の代用として省く価値がある題材と考えます。
セキュリティへの懸念へは、徹底してのWindowsUpdateの手動実行、ドライバのアップデート、UEFIやBIOSの更新によりCVE(共通脆弱性識別子 Common Vulnerabilities and Exposures)ベースのセキュリティ懸念を消す処置を行われることが、寧ろ根本的対処となります。ウィルス対策ソフトは侵入してきた脅威へ対処できても、脅威により悪用される技術的不具合の解決はできません。ウィルス対策ソフトは時にワクチンプログラムと例えられますが、その流れで考えますとOSの更新やドライバ、BIOSの更新は強靱で高免疫な身体作りと解釈頂けます。
アプリのダウンロード、インストール時の警告を省く手順 (Windows11 21H2 令和4年8月10日 のデータでご案内致します)
アプリダウンロード時の警告を抑止
「このアプリはあまりダウンロードされていない」などの、私のような規模の小さい開発へはかなり残酷な理由によりダウンロードをブロックしますのが、「スマートスクリーン」という機能でございます。
正常なダウンロードと了解の上でなお警告が表示されますのは手動でのダウンロード操作にとり不便を生じる場合がございます。
以下はその警告を省く手順となります。
Windows+IでPC設定を開いた後、
→プライバシーとセキュリティ
→Windows セキュリティ ? お使いのデバイスのウイルス対策、ブラウザー、ファイアウォール、およびネットワーク保護 ?
の順に開きます。こちらのリンクから同じ画面を開いて頂けますのでご利用ください
Windows セキュリティ の画面が表示されます。
保護の領域 アプリとブラウザーの制御
を開きます。
Windows セキュリティ の新しいウィンドウが表示されます。
評価ベースの保護設定
を開きます。
次のように設定します。
ユーザーアカウント制御が表示された場合は、都度「はい」を選びます。
・アプリとファイルの確認 チェックなし
・Microsoft Edge の SmartScreen チェックなし
・望ましくない可能性のあるアプリのブロック チェックなし
・Microsoft Store アプリの SmartScreen チェックなしユーザーアカウント制御の表示を無効に
OSへの変更をアプリに許可するかどうかをユーザーに判断させるための警告画面を「ユーザーアカウント制御」と申します。主に、米本土でのマイクロソフト様の「責任はユーザーにあり」と裁判のために用いられる機能でございます。
手動で実行したプログラムに対する警告とは「既に行おうとしているアクションの中断」ですので不要とも言えます。常駐するためコンピューターの性能(リソース)を常時消費し続けますのも、動作と電力使用量の両面から懸念されるところです。
この動作を省いて頂く手順は次の通りです。
・Windows+Rで「ファイル名を指定して実行」の画面を表示します。
・wscui.cpl と入力してエンターキーを押します。 ※下記のテキストボックスはコピー&ペースト用のものです。フォーカス後Ctrl+Cでコピーが行えますので、よろしければ省力化にお使いください。
セキュリティとメンテナンス 画面が表示されます。
ユーザー アカウント制御設定の変更
を開きます。
・通知レベル:
が初期値では 67%となっておりますので、これを
0%とします。(Tabキーで移動後、下キーで値調整)
・{OK}のボタンを押します。
・ユーザーアカウント制御が現れますので「はい」を実行します。ダウンロード済みファイル実行確認をOffとする
旧ブラウザInternet Explorer時代のファイル実行確認ダイアログをOFFにする方法です。
Windows11時代のパソコンではこの警告画面は標準でOFFとなっているのですが、Windows10以前の時代のPCでは有効となっており、さらにはその設定がかなり奥まっていることからなかなか気づけない設定です。
これの実行により、「ダウンロード」フォルダにございますアプリの実行に関わる手数を減じて頂くことができます。
手順は次の通りです。
・Windows+Rを入力してファイル名を指定して実行画面を表示します。
・control inetcpl.cpl,,1 と入力してEnterキーを入力します。インターネットオプション セキュリティタブが表示されます。
※以下はコピー&ペースト用のテキストボックスです。フォーカス後、Ctrl+Cでコマンドをコピーできますのでよろしければ貼り付けにご利用ください。
・インターネットオプションのセキュリティタブが表示されます。
レベルのカスタマイズ(&C)...
を開きます。
・その他 の Windows Defender SmartScreen を使用する を 無効にする-OFF に設定します。(設定変更は該当項目へ上下左右で移動後、スペースキー 以下同)
・その他 の アプリケーションと安全でないファイルの起動 を 有効にする-OFF (セキュリティで保護されていない) に設定します。
・{OK}を押します。
・すると、
警告のメッセージ このゾーンの設定を変更しますか? 現在のセキュリティ設定では、コンピューターが危険にさらされます。 エンターは はい Nは いいえ
等と脅されますが、構わず「はい(&Y) 」を押します。
・インターネットオプションのセキュリティタブに戻ります。再度、{OK」}を押しまして、設定を確定します。