太鼓の達人シリーズ

ジャンル:リズムアクション
メーカーバンダイナムコゲームス
ハードAC,PS2,PSP,Wii,DS,3DS

目次

はじめに

冒頭、少々雑談を場失礼いたします。
つい最近の話題なのですが、SONYが発売したネットワークレコーダー nasneを使うにあたって、S-EntranceというiPhoneアプリを使うことで全く目を用いずテレビ番組の録画を行えるようになりました。
nasneとは家庭内LANに接続して使う形のネットワークレコーダーで、PS3専用地デジチューナーtorneと接続して使います。が、torne自体が視力を必要とするソフトであった関係で、どうしても視力を用いない状態でのテレビ録画はこれまで困難だったのです。
しかしiPhoneには標準で画面読み上げ機能が搭載されており、これと上述のiOSアプリとを組み合わせることで、あくまでも結果論として自然に録画が出来るようになった。このようなあらすじでございます。
ここで面白いのが、このS-Entranceというアプリが不特定多数の人に向けて作られている、視覚障害者のためだけに作られたソフトではないという事実です。
ゲームは娯楽です。生活必需品では無く、義務で触れる物でもありません。
一方、ゲームの発展と改良の歴史を象徴することとして任天堂岩田社長の「お客さんにはいつでもコントローラを置いて容赦なくやめられてしまうのがゲームです。 わたしたちはそういったことに日常的に触れていますので、わかりやすくするということに関しては、異常なくらいこだわりを持っているんです。」というお言葉があって、その文化が業界全土へ広まればこそ、本来はルールに則り障害を打倒するという「負荷」を軸としたこの遊びがこれだけ多くの人に楽しまれ、あまつさえ日々の喜びとなるまでに至れたのだろうと思います。
ですので、nasneの録画というタスクがあくまでも結果論であっても視覚障害がある状態で使えるようになったという事実もこうしてゲームという遊びがある意味宿命づけられた進化の流れを考えればむしろ自然な出来事であって、PS-Vitaのシステムアップデートによるボタン操作対応Wiiのトップメニューでチャンネルにポイントが当たるとコントローラからの音と振動で知らせてくれる機能といった視覚障害の状態で役立つシステムも、根本が同じ哲学の上に生じた発展と考えることができます。
このようにあくまでも結果として視覚障害のある状態で遊べる楽しめるタイトルがハードソフト問わずリアルタイムに出続けている現コンシューマゲーム界の状況、本当良い時代になったものです。
そうした状況を、ある種最も端的に了解いただけるゲーム、それが今回ご紹介させていただきます太鼓の達人なのではないか。そんな流れで本作がどれほど遊びやすく良いゲームなのかということをこれから順に考えて行きたいと思います。

シンプルルール

リズムアクションゲームとカテゴライズできる本作。選んだ楽曲に設定された譜面が画面上を流れてくるので、その指示を見ながら太鼓の面と縁を叩いていくという基本ルールとなっております。
ここで着目いただきたいのがこの演奏指示に用いられる譜面のラインが1本だけであり、その上を基本2種類の音符が流れてくるということです。
ポップンミュージックの9ライン、ビートマニアの6ライン、一般的ピアノ楽譜の5ライン、ダンスダンスレボリューションの4ラインと比較して、どれだけシンプルなのかが分かります。
ただシンプルなのが魅力なだけでなく、注目する場所がラインの先だけでいいので目をそうそう動かさずにすむ、視野がある程度狭くても問題無く遊べる。弱視で本作を遊ぶ場合にはこのようなメリットも生じているのです。(これも結果論としてのユニバーサルデザインの一つですね)

幅の広い難易度

ルールはこのようにシンプルですが各曲に設定できる難易度は「かんたん ふつう むずかしい おに」の4種類。
難易度を「おに」にしたならばもりのくまさんが牙むいて襲ってきたと評されることから、その混乱とミスを誘いつつも曲と実にマッチし構成された超絶譜面をぜひ想像してみてください。
ルールが単純だからつまり簡単とはならないよう作られている。その秘密、あるいはメソッドは太鼓の達人開発ブログにて詳しく説明されていてとても興味深いアクションゲームの文法で作られているようです。
ゲームとしての深さがあればこそ13年愛されてきた、入り口が広いからこそ13年続いてきた。
それが太鼓という楽器本来の性質と組み合わさることでのわかりやすさと結びついてなおの馴染みやすさが獲得されている。素晴らしい「遊び」と思います。

様々な機能

あくまでもシンプルでストイックな基本の安定感、それを遊ぶ環境を様々好みに変えられるのも本シリーズの魅力ですが、その最も大きなものがオートモードの存在です。
正解の演奏をコンピューターが聴かせてくれるというこの機能。上級者が譜面の確認に用いることもできれば曲と譜面の組み合わさり方を観察してその構成の妙に舌を巻くにも仕え、勿論目を用いない場合における譜面の理解と暗譜にも用いることの出来る素晴らしいシステムです。
一方で、太鼓の音色変更機能もなかなか見逃せません。太鼓を叩いたときの音を料理やチャンバラ、ドラムスにシンバル、車に木魚と様々変更できます。勿論バラエティとしてとても面白いこの機能なのですがとくに最後の木魚。これは太鼓よりも音の長さが一瞬(短い)ことから、先のオートモードとの組み合わせによりより正しい譜面の理解に役立ちます。特に音符の密集する地点でその威力が発揮され、活用次第での便利さがこれも結果として遂げられていることに本作の素晴らしさを感じます。

高まる達成感

プレイが終わると演奏が評価され、判定が行われます。
まず最初、その譜面に設定されたノルマをクリアすることが目標として設定できます。それが達成された時のアナウンスは「ノルマクリア、成功!」。それまで難度も「ノルマクリア失敗」を繰り返していればいるほどその変化から受ける達成感は高まります。即ちプレイヤーの腕毎に、挑戦を続ける姿勢さえ抱けば誰もがノルマを「達成する」喜びを得られるよう作られている点が素晴らしく思います。
ここで優しいのが、いくら中途演奏を間違えても最後までプレイさせてくれると言うこと。別の音ゲーでは、ある程度以上譜面をミスすると曲の途中だろうが問答無用でゲームオーバー宣告されるものが決して少なくない中、この仕様によりともかく数をこなしての熟練、そして挽回のチャンスが与えられているというわけで、これもモチベーションの維持にとても大きな役割を果たしてくれている工夫です。
そして1つも間違えず最後まで演奏しきった時の告知「フルコンボだどん」の喜ばしさ。これは裏を返すと一度でもミスをすれば拝めない演出ですから、宛ら一撃で自機を失うSTGやACTを遊んでいるかのような緊張感。それをくぐり抜けて得られるこの達成感と昂揚は、古今の名作タイトルをクリアした折に抱けるあの感情と全く同質のものと確信致します。
更にはその演奏の結果として1点でもこれまで以上の得点が得られていたなら「ハイスコア後進」との表示がリザルト画面に。自分の上達を肌で感じられますし、フルコンボ以後も更に上を目指せます。
こうして様々な段階に「達成すべき目標」が設定されていて、それを楽曲の数の分だけ楽しめる。改めて素晴らしいタイトルだと感じ入るばかりです。

おわりに

このように、様々な面白い要素の凝集により完成されてきた本シリーズは、最新作がWiiや3DSといったファミリー機で発売され、一方PSP版最新作の太鼓の達人DXにおいていよいよ念願のネットワークでの楽曲追加購入を実装。ダウンロード版もあるのでVitaでも遊べる(楽曲追加ダウンロードも出来る)というのも嬉しいところですね。
つまりOS思想です。ゲームエンジンはソフト内に入っていて曲と譜面を追加で買っていく。iOS版太鼓の達人でも同様の仕組みが導入されていますが、ボタン操作が可能であることとメディア容量の上限という意味で有利のあるPSPにおいてこうしたタイトルの発売されたことにも大きな意味があるように思われます。
この他機種転回の様子にも、初プレイのユーザとパワーユーザそれぞれが楽しめるよう作られている配慮が感じられ、なお嬉しく心強く思われます。
今後、音楽ゲームに限らず、簡単で難しく、深くて分かりやすく、そうしたゲームが増えていくことを切望致します。
その他目にも本シリーズの血脈が今後5年10年20年、脈々と連なっていったらそれはどれ程素晴らしいことでしょう。
遊べば経験になり、慣れれば熟練し、そうしたプレイヤーは得てして進化や進歩を臨みがちです。
そうした需要の一方、初めてあそぶ人への配慮を決して忘れない本シリーズの素晴らしさ。決してマニア向けな偏狭趣味に陥らないという安心感。これは既存プレイヤーにとっても実に嬉しいことです。
これはそんな本当の親切に満ちたタイトルです。もしお手持ちのハードで発売されているものの中でお好きな曲が収録されているタイトルがありましたら、それを切っ掛けに遊んでみられるときっと楽しいことと思います。

ご参考といたしまして、以下に視覚を用いず遊ぶ方法について数タイトル文、記させていただきました。
今後遊ぼうと思われた方へ、少しなりとお力となれましたなら幸いです。
  ではでは、今晩はこのあたりにて。良きゲームライフを。

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視覚補助情報

* タイトル毎に細かな違いがあるのでここの情報は随時追加していきます。

太鼓の達人DS 7つの島の大冒険

以下、同作を目を用いず遊ぶ場合に役立つ情報です。ぜひご参考ください。

1.道場メニューの構成は次のとおり。

もっとも左上:道場破りモード(甘口)
その右:道場破りモード(辛口)
その右(もっとも右上):毎日腕試し道場
その下:初心者道場
その下(もっとも下):どんの部屋

2.毎日腕試し道場は左が本番で右が練習。
3.道場破りモードのルートは一本道。
4.道場破りモードでは特定のコスチュームに着替えないと先に進めない場面があります。
5.着替え方法は下記のとおり。
5-1.どんの部屋へ行きます。
5-2.もっとも左下を選択。
5-3.着せ替えメニューが表示されます。
   ここで、一番上の列にある右端のものと、そのひとつ左にある項目が着せ替えに関係する内容です。
6.「どんの部屋」で、画面下真ん中をタッチするとどんちゃんがしゃべってくれる。
7.行き詰ってどうしようもないとき、下記方法でノルマクリアになる場合があります(ただしとても退屈な方法なのでご利用は計画的に)
7-0.操作方法を{タイプ2」にする。やり方は次のとおり。
7-1.ゲーム設定を開く。
7-2.Aボタンを押す。
7-3.左右に3つ選ぶ画面がでてくるので真ん中のものを選択する。
7-4.Aボタンで決定し、Bボタンでもどる。
  これで準備完了。
  あとは任意の曲を選んで右とXを拍子に合わせてひたすらたたき続ける。
  この方法はなかなか侮れなく、イージーの一部の曲ならフルコンボもねらえるすごい業であります。いざというときは退屈覚悟でお試しください。
8.道場破りモードのボス戦では、叩いてはいけない譜面が登場します。場所は固定なので覚えれば突破可能、がんばってください。

太鼓の達人ぽ~たぶる

オートセーブの実行方法。

初代ぽーたぶるでは、初期設定としてオートセーブがオフになっています。ふとしたミスや電池切れでデータが消えても安心なように、オートセーブをオンにしておくことをオススメします。
その設定方法を下記にご紹介いたします。

1.「エントリーするどん」の画面から、自分のセーブデータを選びます。
*初回起動時ならここでネームエントリーを行います。
2.モード選択画面になるので、
左 丸
と入力して、「ゲーム設定」を開きます。
3.次の操作を行います。









初回の場合ここでデータファイルをつくるかどうか聞いてくるので、
左 丸
と入力してOKします。
4.次に
右 丸
と入力して「演奏ゲーム」に入り、任意の曲を演奏し、、どんポイント加算後にオートセーブされるかを確認してください。
「どんポイント集計・・・・、上がったどん」の後にダイアログが出るのを確認する、(あるいは数秒間が空くと)成功。

ヘッドホンモードへの切り替え

[外で遊ぶときなど、なにかとヘッドホンのお世話になる携帯ゲーム機、本ソフトにはヘッドホンを使った場合に最適化されたサウンド設定を行える機能があります。
下記がその設定方法となります。

1.「ゲーム設定」を開く。
2.次のように入力する。



3.ここが設定を変更する画面です。ここで、


と入力することで設定が変更されます。
あとは罰ボタンを数度押して、「モードを選ぶドン」の画面へ移動できれば設定は適応されています。

太鼓の音色を変える方法

いつも同じ音でプレイしているとじょじょにあきてきます。そんなときは太鼓の音を変えてみましょう。心機一転フレッシュな気分で演奏できることでしょう。
また、このリズム音はプレイをすればするほどその種類が増えます。次の方法で設定を変更いただけますのでぜひ色々試してみてください。

1.「ゲーム設定」を開く。
2.丸を2階入力する。
3.ここが太鼓の音を選択する画面です。左右キーで音を選択し、、まるで決定してください。
(なお、太鼓の音色が2つ連続するところがありますが、これの左側は「ランダム設定」の意味です。これを選択すると曲を選ぶごとに順不同で音色が選ばれるようになります)

正しい譜面を聞く方法 PSP1と2 PS2全シリーズ共通

これは、どうしてもたたけないところ、複雑で了解しきれない譜面の理解、あるいは目を用いないでこのソフトを楽しむときに役立つ技術です。
「曲を選ぶドン」の画面に入ると、今フォーカスされている曲の冒頭部分が再生されますが、
ここでセレクトボタンを押してから演奏をスタートさせることで、
正解の演奏を聴くことが出来るのです。
これをうまく用いれば、きっとスコアアップへといたれることでしょう。
ぜひ暗譜に役立ててください。

大音符と普通音符の見分け方

大音符は両手でたたく必要があるのですがこの情報は画面を見ることでしか得られません。先ほどのオートモードを用いても、通常音符と大音符は同じ音で出力されるのが理由です。
これは、画面を見ないで遊ぶ場合に気になるところで、それに対する解決方法をいくつかご紹介します。

1.ずっと大音符のつもりで演奏する

よほど音符が密集している場合を除いて、可能なかぎり両手でたたく癖を付けてしまうという方法がこれです。

2.PS2版を利用する方法

PS2版太鼓の達人には大音符と連打のところでコントローラを振動させることができるオプションがあります。
これで大音符の箇所を覚えることが出来ます。

追加曲ダウンロードサービスの利用

太鼓の達人ぽ~たぶるでは、インターネットから楽曲データをダウンロードすることで遊べる曲を追加できます。
その準備として、ダウンロードサイトにアクセスするためのファイルを生成する必要があります。
ここではその手順を説明します。
1.モード選択画面から、


と入力して、
「ゲーム設定」を開く
2.次の順に入力する。





画面が切り替わったら



しばらくしてから



3.PSPにささっているメモリースティックを、何らかの方法でパソコンでひらく
4.次の順番でフォルダを開いていく。
?:\PSP\SAVEDATA\PPCD00765_NAMCO_TAIKO
5."download.htm"を開き、指示通りにすすめる。

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