ソウルキャリバー2
メーカー:ナムコ
対応機種:GC/PS2/XBOX
発売日:2003.3.27
公式サイト:ソウルアーカイブ
はじめに
ソウルキャリバー2は、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)から発売された3D武器格闘ゲームです。
筆者の現在抱いております本作への乾燥をば少々申し上げますと、3機種版全部そろえてそれぞれ隠し要素出し尽くしているにも関わらずまったく飽きる気配がない、むしろ新たな発見の連続が連鎖して楽しくて楽しくてしょうがない。そんな状態が何年経とうが継続する圧倒的引力を有した作品です。
今回は未見の方にもこのソフトの良さ楽しさを少しなりと知っていただけるよう、各項目ごとに順を追って記していこうと思います。
{概要}
オーソドックスな3D格闘ゲームです。1対1で向き合ってカキンコキンとやり合って、最初に体力が0になった方の負けなわかりやすいルール。とりあえずこれだけ把握しておれば遊ぶのに何の不自由も感じない作りになっています。
このゲームは武器格闘で、そこから色々な個性が生まれています。例えば、リーチは長いが出の遅い武器、連打できるが1撃のダメージが低い武器など・・・。ですので、自分が使うキャラの武器とその特性を理解することが、上達への早道となるのは間違いないでしょう。
それから、同じ武器でも縦切りと横切りでの効果が異なり、横は広い範囲への判定がありますがダメージはそこそこ、縦はダメージも結構与える上に相手を吹っ飛ばすorよろけさせることができます。これらの組み合わせを自分なりに考えていくのも楽しみの一つですね。
ガードも少しちがっておもしろい。不通のガードの他に、自分の武器を使って相手の武器をはじく操作ができるのです。これに成功すると、相手には大きなスキができ、こちらははじいた勢いのまま一気に攻め入ることもできますので、上達してくるとこの辺りの戦略を考えるのが楽しくなってきます。
そうして全ステージにリングアウトの概念。この実装によって画面端に追い詰めて連打でハメとの戦法ができないゲームデザインになっているのです。なので負けても然程腹が断ちません。
{画面構成}
まず3D格闘のため奥行きの概念が存在し、上もしくは下を入力すると敵と自分を結ぶ軸をずらすことができます。これを旨く利用すればハメられた状態から脱却したり、敵の攻撃を避けたり、もっと行くとスキをついて後ろからバッサリなんてこともできます。
3Dですが、基本的な画面構成は2D格闘ゲームと同じ。ストツーとかをやったことがある方なら、すんなりなじめることでしょう。
カメラはキャラに接近していますので、かなりの迫力を味わえます。
{操作}
縦切り、横切り、キック、ガードと方向キーの組み合わせだけで戦える、すばらしくシンプルなシステム。
ところが、横切りでも方向キーを入れるのと入れないのでは攻撃力やリーチがかわる、横切り+キックで投げが出るなど、このソフトは探求と経験の量に比例してプレイヤーが強くなって行ける懐の深さも同時に持ち合わせております。
ちょっと考えるとこれは当たり前のようでいてすごいバランスだと思うのです。
最初はガチャプレイでも結構たのしめる。EASYの敵なぞただの的ですから、ボコスカやってストレス解消、それだけのためにもこのソフトは使える。それはそれとしてゲーム大好きな人はどこまでも道を究めることができる。
更に、極めた実力を試せるように5段階の難易度が用意されている。操作系統だけを見ても敷居は限りなく低く奥は深いことが見て取れます。
それを示す端的な要素がもう一つ。本作のルール自体がシンプルである点です。
特殊必殺技もハデなトドメ演出もカットイン入りの大技もプレイ中のキャラ交代も存在しない世界、だからこそ純粋に立ち回りと技の組み合わせだけを考えて戦える。この点は本作にこそ輝く美点です。
3ではキャラが小さくなり、4ではマッチポイントで出せる一撃必殺の登場+キャラ交代システムでのなんちゃってKOF化、5ではまるで2D格ゲーのようなゲージ性必殺技の登場。純粋に特段の記憶や前提を置かずに遊べるソウルキャリバーは、思えば3までなのかも分かりません。
このようにシリーズがどんどん冗長になっていく前の作品である、その意味からもぜひ本作は多くの人の手に触れていただきたいタイトルなのです。
{weaponMasterモード}
本作には、通常のアーケードモードやVSモードに加えて、RPG感覚で世界を転戦しつつ武器を集めていくモードが収録されております。
それがこのWeponMasterモードです。
ミッションクリア型のモードで、1つ課題をクリアすると新しい場所に移動できるようになり、それを繰り返していくことで先に進めます。
このミッションがなかなかどうして良い練習になるのです。
例えば・・・リングアウトさせろ、一定時間無傷、9人抜きしろなどなど。
そして本モードの第1ステージはチュートリアル。
初めてこのゲームをプレイされる場合は、ぜひこのモードからスタートすることを推奨いたします。
このモードを1周クリアする頃には、アーケードの難易度HARDあたりはクリアできるようになっていることでしょう。
また、2周目は極悪難易度ミッションがあなたを直撃。ところがこの2周目でしか手に入らないモードやアイテムもありますので、ぜひぜひフルコンプリート目指してがんばってください。
こうした要素からも入り口が広く捕られている様子がうかがえます。誰もが対戦相手に恵まれているわけでなし、対戦ゲームにこそこうして一人で腰据えて遊べるモードの存在は大きいように思います。
上手くなるのを強いるのでなく、自然とうまくしてくれる調整。こういうゲームがこれからも増えていったら嬉しいです。
{グラフィック・演出など}
ステージ背景は、絵画を立体にしたと見まがうレベルのうつくしさ。
ただ美しいだけのグラではなく、例えばマネーピットなら湿り気を、最終ステージでは熱気むんむんな雰囲気を表現することに成功している、そこまでのクオリティです。
キャラグラフィックも立体ですが、背景絵よりはのっぺりした雰囲気。
ですがそのおかげで、キャラと背景が混ざってしまうようなことが無く、とても高い視認性が確保されております。
そのこととも関連するのですが、攻撃を当てた時のエフェクトについても触れておきましょう。
くらったキャラはオレンジにピカっと光りますのでとてもわかりやすい。あと、つばぜり合いが発生したときも閃光がきらめいてとても美しいです。
派手なエフェクトとゲームとしてのわかりやすさを両立させたナイス演出が随所にちりばめられているところもこのゲームの魅力です。
更に振動もすごい。
ダメージを与えた時と与えられた時で、震え方が変わるのです。
標準でOFFになっているのが心底もったいないほどの作り込みが行われていますので、よろしければぜひOPTIONでONに設定してプレイしてみてください。
{音楽}
全て生演奏フルオーケストラ。
テーマとなるメロディが5パターンほどあり、そのアレンジがそれぞれ1~3曲ほど。
そのテーマとなるメロディも旋律が明快なので実に覚えやすく、おもわず口ずさんでしまうような曲がたっぷり収録されております。
だからといって、全てがメロディアスなものばかりではなく、いわゆる環境音楽や野性的な旋律も出てきて、メリハリも効いている、全くスキの無い構成です。
おわりに
さて、ソウルキャリバー2を各要素ごとに紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
他にもアーケードモードでのエンディング集めやサバイバルモードで何人ぬきできるかなどお楽しみ要素には事欠かないのでぜひたっぷりあそんでください。
そして、かなうならぜひ友人やご家族と一緒にこのゲームを楽しまれることをおすすめします。
なんだかんだ言っても、対人戦がおもしろい。実力の拮抗する相手と連戦などしていると直ぐに日が暮れます。
上でもちょっと触れましたが、これは経験を積めば積んだだけ強くなれるゲームです。見知った人と切磋琢磨しつつ実力は鰻登りに上がっていく・・・、これほどすてきなことがあるでしょうか。
対人戦がこれほどに盛り上がれるのは、取りも直さずゲームとして本品がすばらしいことを示しています。
縦横キックの三すくみ関係、攻撃のスキをつく戦略、間の読みあいと駆け引き・・・そしてそれらを盛り上げる最上級の演出と音楽。
筆者はこうしてまず「ゲーム」として面白い作品が映像や音楽にもこだわっている姿を見ると、あぁゲームって進歩してきたんだなぁとココロからの感慨を禁じ得ないのです。
最新の技術を用いて作り手が作りたい物を作れる限り作って作りきった印象をこのソフトから受けたのです。
特にそれを感じたのがweaponMasterモードのエンディング。自分が積み上げてきた研鑽の上に訪れるつかの間の休息。それを彩るちょっとした文書と一枚絵、そして音楽。これに並ぶクオリティのエンディングは、そうそう無いのではないでしょうか?
ハデなデモがあるわけでもない、この演出ならSFCやPCエンジンで十分可能だったと推量されます。ですが、やはりあのオーケストラ曲{Path of Destiny}の存在がこのエンディングに限りない深みと人の思いを込めることに成功しているのも事実であるようにおもいます。初めてあれにたどり着いたとき、究極的な技術の応用、そんな技を見せられたように思いました。
とてつもなく感動しました。これまでやってきたゲームの中で泣けたエンディングベスト5を言えと言われれば、確実に1位か2位です。こんなすてきな経験をさせてくれて、もぅナムコには足向けてねれませんね。
これだけの魅力がつまったこのゲーム、皆さんもぜひ1度遊んでみてください。きっと楽しい時間を過ごせることでしょう。
各種リンク
ソウルアーカイブ:ソウルキャリバー公式サイト
namuco.ch内紹介ページ@PS2
namuco.ch内紹介ページ@GC
namuco.ch内紹介ページ@XBOX
任天堂ホームページ内ソウルキャリバー2紹介ページ
Amazon.co.jpにおけるソウルキャリバー2の検索結果
GC版ソウルキャリバーIIを購入
PS2版ソウルキャリバーIIを購入
XBOX版ソウルキャリバーIIを購入
PS2用ソウルキャリバーIIスティック
GC用ソウルキャリバーIIスティック
ソウルキャリバーII サウンドトラック
*<<<ソウルキャリバー2徹底検証Q&A>>>* _視力障害対応
ソウルキャリバー2は、PS2、GC、XBOXそれぞれで発売されている、3D武器格闘ゲームです。
ここではその違いを徹底検証!
プレイ感から操作法、グラフィックや処理落ち具合などについてQ&A形式でまとめました。
また、このタイトルは目を使わないでプレイできることから、その場合に必要となるであろう情報を併記しました。
なお、比較部分について人によっては違う印象をもたれるかもわかりません。
以下は、あくまでも参考資料の一つとしてお楽しみいただけましたらと思います。
でははじめます。
ご注意}}GCはニンテンドーゲームキューブ、PS2はプレイステーション2の略称です。
一般的なQ&A
各機種比較Q&A
視力障害対応ガイダンスQ&A
一般的な質問
環境設定
weaponMasterモード
Q:どのような雰囲気のゲームですか?
A:基本的には、ふつうの2D格闘ゲームと同じです。
特徴としては、遠距離攻撃が少ない、超跳躍力ジャンプがない、リングアウトすると負けとなる、上下方向キーで相手への向きを変えられるなどがあります。
Q:軸ずらしとは何のことですか?
A:まずは、2D格闘ゲームの状況をご説明いたします。
ほとんどのものは、試合開始時に次のような状況になっております。
・1p(自分)は画面左
・相手は画面右
・両者向き合っている
さて、2Dですので奥行きの概念はありません。ですので、相手の後ろに回り込もうと考えた場合は、ジャンプで飛び越すか、自分の後ろに投げ飛ばすなどの方法が一般的です。
ソウルキャリバー2では、上下を入力することで、相手と自分を結ぶ直線の角度をずらせるようになっていて、これを軸ずらしと言います。
これを利用して、例えば相手が空振りしているスキをついて後ろに回り込み攻撃するなどのことができるようになります。
こうは書きましたが最初は気にしなくても大丈夫です。SEは立体ですのでそうした所も、触りながら自然と分かってくると思います。
Q:ストーリーや設定を知りたいです。
A:こちらのサイト、ソウルアーカイブを参照してください。
各キャラの物語について、とても緻密に、美しく描写されています。
SC2プロローグ、GC版資料、PS2版資料、XBOX版資料
Q:格闘ゲームはあまりやったことがないのですが、その場合はどれを買えばいいでしょうか?また、初心者でもたのしめますか?
A:はい。安心してはじめてください。
どの機種のをやるのかについては基本的に自分のやりなれているコントローラであそべるものが良いと思います。
ただ、まだゲーム機をもっていない場合は、個人的には
・コントローラにホームポジションの概念があること
・ナナメ入力のやりやすさ
・ロード時間や処理落ちなどの環境
などから、ゲームキューブ版をおすすめいたします。
それから、下に各機種の比較も掲載しましたのでそちらもあわせてご覧ください。
Q:ソウルキャリバー1をあそんでいないのですが2からはじめて問題ないでしょうか?
A:はい、大丈夫です。
もし2をやって興味が出ましたらドリームキャスト本体ごと1を購入してもよいかもわかりません。
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*<<<各機種比較Q&A>>>*
ご注意}}ハード名を順に記載する部分がございます。
基本的にその項目に特化している順に記載しています。
これから購入される場合はぜひご参考ください。
Q:3作品の主立った違いを教えてください。
A:ゲストキャラが違います。
PS2:平八(鉄剣)
GC:リンク(ゼルダの伝説)
XBOX:スポーン
他にも細かい違いが多くあります。
後述いたしますので必要なものをご高覧ください。(後述)
Q:コントローラ操作がやりやすいのはどの機種ですか?
A:基本的に自分がよく使っているもので問題ないと思います。
参考までに状況をわけてご説明申し上げます。
WeaponMasterモード:PS2 GC XBOX
解説:PS2は基本操作が方向キーになっており、縦、もしくは横にはっきりと移動せねばならないこのモードでは、もっともステージ感の移動が直感的でわかりやすく行えます(画面を見ない場合、特にここは重要になるところです)。
GCは基本スティックですが、端に8角形のくぼみがあるのでそれに準拠すれば基本的に問題なく移動操作ができます。
が、すこしなれが必要になるかもしれません。
また、小さいですが十時キーを使うのも手です。
これも親指をちょっときびしい角度に曲げることになるので長時間やると疲れるかもしれません。
理想は、それぞれの使い分けをすることでしょう。
XBOXのスティックには、端にガイダンスがついていません(PS2のアナログスティックとおなじ)。
なので、スティックによる正確な方向入力が要求されます。
また、XBOXの方向キーはアナログスティックの機構を応用したシステムですので、使い勝手はGCやPS2のそれと比べて大きく劣ります。
ですが、これもなれれば問題ないレベルではあります。
ゲーム本編:GC PS2 XBOX
解説:GCコントローラにはAボタンを中心とするホームポジションの概念があります。
標準操作の場合Aは横切りとなっておりますが、これはAを中心に指が動くつくりを想定したコントローラですから、縦横切り同時押し、横キック同時押し、投げ技の出しやすさは他機種を遙かに凌ぎます。
GCコントローラの欠点は、縦切り+ガード同時押しの出しにくさとスティック入力による微妙な方向指示の遅延です(方向キー入力よりもコンマ数秒操作者側で遅延が起こる)。
一つはその遅延を味方につけるのが解決法です。
難易度ULTRAHARDほどになりますと、攻撃と攻撃の間に発生する間の読みあいがとても体節になっていきます。
この時、場合によっては即座に反撃を行わず、心持ち間をおいて攻撃を出すことで相手の隙を突くことができる場合があるのです。
次にXBOXコントローラですが、各ボタンがいい具合に自己主張をしてくれていることを利用するとするなら、これはコマンド入力がもっとも操作しやすいコントローラと言えます。
スティックにより直感的な操作も可能。
方向キーが時節ナナメにうごいてしまうことがないこともないですが、基本的にこのゲームとは相性のいいコントローラと言っていいとおもいます。
ですが、人によっては手の大きさの関係であまりなじめないかもしれません。
そんなときは、WeaponMasterモードなどを使って練習を重ねて、コントローラに慣れることで、かなり快適に動かせるようになるでしょう。
さて、PS2コントローラですが、ボタンのストロークが浅いこと、アナログスティックの位置などからあまりおすすめできないのが正直なところです。
方向キーで操作する場合、スティックと比べて左下がとても入力しにくく、攻撃の組み合わせからコンボを構築していく際に、これは結構大きめの足かせになります。
ですので、早い内からスティックになれておくか、HORI社 などから発売されている、方向キーの使いやすいコントローラに換えてプレイする、もしくは専用スティックを用いてプレイすることをおすすめします。
もちろん、難易度HARDあたりまでならコマンドなど気にせず戦っても問題ありませんので、ふつうに遊んでいる場合には全く気にする必要はありません。
Q:映像、音声がきれいなのはどのバージョンですか?
A:これはXBOX版です。段違いに圧倒的です。
テクスチャや音声の圧縮率が低いのはもとより、 ソフト側での5.1CHサラウンド対応。
ハードは光デジタル音声出力とD4までのデジタル映像出力をサポート。
そのクオリティに答えるべく最高の品質で音声と映像が収録されています。
ただ、画面比率がオプションで変えられないので、ワイドテレビで遊ぶ場合は本体設定で映像の縦横比を16:9にしてください。
次に音がきれいなのはPS2版。
5.1出力こそ搭載していませんが、オプションでサラウンドに設定することができます。
その状態で光デジタル出力を行えばかなりきれいな音になります。
ですが、映像の美しさはGC版に劣ります(ビデオメモリ量がGCと比べて少ないため)。
次に良いのがGC版です。
これもハードウェアがD4出力をサポートしているため映像のソースはとても高品位のものが使われています。
ただ、ハードの特性なのか、モノラル設定にするとものすごい音割れが発生します。
そして光デジタル出力には対応していません(ドルビープロロジックII対応)。
アナログ出力ですので、ノイズもアル程度入ります。
ただし、映像はXBOXに肉薄する美しさです。
なお、GC版PS2版共に、16:9の画面比率をサポートしています。
ですが、これら情報はこだわる人向けなお話なので、特に気にならない場合は無視してもかまわないところでしょう。
Q:ロード時間が短いのはどのバージョンですか?
A:XBOX GC PS2の順に速いです。
XBOXは5倍速DVDドライブが搭載されています。
またメモリ量もたっぷりあり、ついでにハードディスクをつかったデータキャッシュまで可能なのです。
このソウルキャリバー2XBOX版にもそれら技術は惜しげ無く導入されました。
特に試合開始時ロードはアナウンスが終わった瞬間に終了します。
データのセーブ、ロードも3機種の中ではもっとも速く、快適な環境であそびたい場合におすすめできます。
次はGC版です。
ちっちゃいディスク、(回転角速度一定ドライブ、大量のメモリのおかげでロードは速いです。
ただディスクの回転速度はXBOXより遅いので、巨大なデータ読み込みの時(試合開始時やWeaponMasterのマップ読み込みなど)は、少しもたつきます。
セーブの速度はほとんどXBOXと同じ。
ロードもしかりです。
最後にPS2です。
・・・結論と致しますと、ソウルチームの血と汗と涙の結晶が見え隠れする、実に素晴らしい調整でありました。
プレイすると、先読みやデータの多重配置、メモリ節約などロードを短くするため行われたありとあらゆる努力と研究との痕を見て取ることができます。
その結果、もっさりしたスーパーファミコンのソフトほどの読み込み時間を実現しました。
ただメモリーカードへのセーブ・ロードについてはPS2の仕様上のことなのですがかなりゆっくりになっています。
場合によってはオートセーブがしんどいと感じられることがあるかもしれません。
Q:他に何か違いはありますか?
A:処理落ちの具合がちがいます。
XBOX、GCなどは大量なメモリのおかげでほとんどの局面でスムーズに動くのですが、PS2のバージョンは、どうやらメモリ量が足らなかったようで、試合中にも読み込みが頻繁に発生します。
その結果、ボタン入力後、キャラがアクションをするのにほんのわずかなラグが生じます。
それから振動の具合が違います。
もっとも顕著に振動を感じられるのがPS2版なのですが、時節処理がおっつかずに激しい攻防が行われると止まってしまいます(GCやXBOXでもとまることがある)。
また、XBOXのコントローラから伝わる振動は、3機種の中でもっとも微細です。
最弱の振動ですと知覚できないことがあるかもしれません。
ですので、もっとも振動による安定した臨場感が得られるのはGC版だと思われます。
Q:結局どれ買えばいいのですか?
A:全部買いましょう。…冗談はさておいて、それぞれに一長一短があります。
ですので、自分の持っているゲーム機の物を選ぶのが良いでしょう。
ただ、ロード時間や映像の美しさ、操作系統にこだわる場合は上を参考にしてください。
めやすくらいにはなるとおもいます。
あとは、ゲストキャラクターで選ぶのも良いでしょう。
3機種共、ゲストさんは強めの設定になってますから、 そのキャラをつかって思うがままいじり倒してみてください。
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*<<<視力障害対応ガイダンスQ&A>>>*
全般
Q:このゲームは、視力障害があってもプレイできますか?
A:はい。弱視であっても全盲であっても、色盲であっても何の問題も無くプレイできます。
ただ、その際にいくつかの情報があった方が遊びやすいのも事実ですので、なにかこまったときには本ページをぜひご参考ください。
Q:なぜ視力障害があってもプレイできるのですか?
A:ゲーム本編については、
1.ステレオ環境以上であればアル程度キャラの位置を把握できること。
2.振動パターンにより、こちらがダメージを与えたのか与えられたのかが判別できるため。
3.基本的に2D格闘ゲームの画面と似ており、たとえば1Pプレイヤーの場合、試合開始時には必ず相手が右にいるとわかるから。
4.武器格闘なので、基本的に遠距離攻撃が少ないため。
5.ゲームデザイン的に、非常にハメがおこりにくいため。
6.全てのアクションに対応する効果音とセリフが存在するため。
などが理由として考えられます。
メニュー画面については、全てのキー操作に対して効果音のフィードバックがあること、状況によって項目を選ぶときに端でつきあたるなどがあります。
Q:健常者と対戦した場合、同等にわたりあえるでしょうか?
A:同等どころか、努力次第では抜くことも可能です。
上に書いた通り、このゲームは目を補完する情報にあふれています。
そして、ゲームの特性として全ての攻撃には「隙」が存在し、それは音と振動でもわかります。
その情報と自分の気に入っているキャラの挙動を把握し、weaponMasterモードやArcadeモードなどで練習を積めば確かな実力が身につきます。
そうなれば、視力による差をほとんど無くせます。努力次第でその状況へ至れるのが素晴らしく思われます。
ガードの代わりに武器弾きを防御手段に用いられるのも、相手の隙を音で理解できる本作の特徴。大学の同窓生でこれを用いてultraHard(Very Hardのひとつ上)を華麗にクリアしていた全盲の友人がおりましたこと、ご参考まで書き添えさせていただきます。
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OPTION
*ご注意:便宜上、決定ボタンはA、キャンセルボタンはBのように表記します。
PS2版を遊ぶ場合などは、適宜丸や罰と読み替えてください。
Q:難易度の変更方法を教えてください。
A:タイトル画面から次の操作を行います。
スタート
上
A(オプションに入る)
A(ゲーム設定に入る。
ここで左右を押すと難易度が変更できます。
なお、カーソルは端でつきあたります。
最も左がEASYで、右に行くほど難しくなります。
EASY NORMAL HARD VERY HARD ULTRA HARD EXTRAMENY HARD の6段階から選ぶことができます。
*なお、ここの設定は{Arcade}と、{Extra Arcade}に適応されます。{weapon Masterモード}には適応されませんのでご注意ください。
Q:試合数の変更方法を教えてください。
A:タイトル画面から次の操作を行います。
スタート
上
A(オプションに入る)
A(ゲーム設定に入る。
下(ここが一人用モードの試合数を決定するところ:左右キーで設定)
下(ここが2人対戦での試合数を決定するところ)
なお、試合数の上限も、カーソル移動は端で突き当たります。
Q:コントローラの振動をONにする方法を教えてください。
A:次の操作を行ってください。
タイトル画面から、
スタート
上
A
下
A
上
上
右
これで、コントローラがプルプルと震えるはずです。
もし震えたら成功。
なお、振動は大切な状況描写としての役割をもちますので、特に目を使わないでプレイされる場合はONにすることを強くおすすめいたします。
注意:2人プレイを行う場合、それぞれのコントローラに振動の設定を行う必要があります。
Q:画面がまぶしすぎる・暗すぎるのですが、なんとかなりませんか?
A:なんとかなるかもしれません。
そんな時は次を試してみてください。
タイトル画面から、
スタート
上
A
下
下
A
下
A
この状態で左右を入力すると、画面の明るさを帰られます。
左に行くほど暗く、右に行くほど明るくなります。
カーソルは端に行くとつきあたります。
Q:サウンド設定の変更方法を教えてください。
A:次の操作で設定画面に移動してください。
タイトル画面から、
スタート
上
A
下
下
下
A
ここがサウンド設定の画面です。
最初の位置でカーソルを左右に動かすとチャンネル設定になります。
ステレオ、モノラル、サラウンドから、自分の環境にあったものをセレクトしましょう。
目を用いないでプレイする場合、試合中のキャラクタの位置情報は音でもアル程度なら把握できますので、環境があればステレオかサラウンドに設定することをおすすめします。
*なお、XBOX版ではこの項目は存在しませんのでご注意ください(本体側で設定することになります)
その下では音量調整ができます。
上から、
BGM
効果音
音声
の順に音量を調整できます。
Q:アーケードモードへの入り方を教えてください。
A:タイトル画面から、
スタート
A
A
と入力することで入れます。
後はキャラクタを選べば、自動的にゲームが始まります。
Q:大戦モードの始め方を教えてください。
A:タイトル画面から、
スタート
A
下
A
と入力することで入れます。
まずは、双方がキャラクタを選択します。
それが終わるとステージセレクトになります(標準では、ステージをランダムに選ぶところが選択されています)。
ここを設定すれば試合が開始されます。
Q:練習モードへの入り方を教えてください。
A:タイトル画面から次の操作を行います。
スタート
A
上
A
ここで、好きなキャラクタと相手を選んで練習ができます。
コマンドやコンボ、ボタンの組み合わせでの動きの違いなどはここで把握してください。
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Q:WeaponMasterモードについていろいろと教えてください。
A:これは、世界各地を転戦しながら武器を集めて戦うRPGライクなモードです。
隠しキャラやゲームモードの出現などもここで行われますのでぜひプレイしてください。
とても多くの試合をこなすことになりますので、練習にもちょうどいいでしょう。
Q:WeaponMasterモードへの入り方を教えてください。
A:初回起動時は、タイトル画面から
スタート
下
A
A
と入力することで入れます。
*なお、1度でもアーケードモードをクリアしている場合、もしくはWeaponMasterモードをアル程度勧めている場合は、次の手順で入れます。
スタート
下
下
A
A
これは、武器をつかった対戦モードであるExtraArcadeが出現しているからです。
Q:WeaponMasterモードを初めてプレイします。どうすればいいですか?
A:WeaponMasterモードをはじめて選択すると、最初にオープニングムービーが流れます。
その後はキャラ選択画面に移動しています。
最初は適当に選んで良いでしょう。
ちなみに、ここのキャラ選択画面は、カーソルが端でつきあたるようになっています。
Q:WeaponMasterモードで、最初のステージがクリアできません。どうすればいいのでしょう?
A:最初のステージはチュートリアルとなっています。
下の順番にこなしてください。
クリアできるはずです。
やるべき事の下にはボタン操作もつけておきました。参考にしてください。
途中出てくる説明文は、スタートボタンを押すことで省略できます。
1.横切り
GC=A PS2=四角 XBOX=X
2.縦切り
GC=Y PS2=三角 XBOX=Y
3.キック
GC=X PS2=丸 XBOX=B
4.ガード(おしっぱなし)
GC=B PS2=罰 XBOX=A
5.接近
(この場合敵は右にいるので、右へ移動してください)
6.投げ
横切りとガードを動じ押し)
7.横切り
(1と同じです)
8.ガードインパクト
(ガードボタンと方向キーの同時押し:ボイスが出れば成功。
これを、相手の攻撃に重ねて発動させよう)
9.貯め
GC=Z PS2=R2 XBOX=R
Q:WeaponMasterモードの進め方を教えてください。
A:基本的にマップ画面で右へ右へと進んで行きながら次々と現れる課題をクリアして行ってください。
右ばかりでなく、上下に道が分岐する場合もありますのでいろんなところへ移動するようにしましょう。
クリアすればするほど、いろいろな要素が解禁されたり、新しい武器が入手できたりします。
Q:マップの仕組みを教えてください。
A:WeaponMasterモードに入った直後は、大マップにいます。
ここでは、今から遊ぶチャプターを選択します。
右に行くほど先のステージとなります。
チャプターを選択すると小マップへと移動されます。
小マップでは、そのチャプターに収録されているミッションを選ぶことができます。
上下左右キーで選んでください。
ミッションは、分岐の突き当たりのものをクリアしていくことでどんどん増えていきます。
目的のミッションにカーソルを合わせたら、決定ボタンを2回押してください。
戦闘シーンとなりますのでクリアしてください。
Q:セーブ方法を教えてください。
A:マップ画面で次の操作を行います。
スタート
上
上
A
しばらく待つ(セーブデータのチェック)
左
A
しばらく待つ(セーブ中)
(セーブが終わると「シュッ」と音が鳴ります。
)B
これで、先ほどのマップ画面にもどります。
Q:キャラクタの変更方法を教えてください。
A:マップ画面で次の操作を行ってください。
スタート
下
下
A
方向キーなどでキャラを選ぶ
A
B
Q:ショップでの買い物の仕方を教えてください。
A:マップ画面で次の操作を行ってください。
スタート
下
下
下
A
これでお店に入りました。
この後は上下で商品を選んで、
A
上
A
と入力すれば購入できます。
*お店の品揃えは、チャプターによって変化します。
いろいろな場所で試していってください。
Q:武器の変更方法を教えてください。
A:マップ画面で次の操作を行ってください。
スタート
下
A
これが使用する武器を選ぶ画面です。
上下で武器を選び、Aで決定してください。
その後にBを押すとマップ画面に戻れます。
Q:WeaponMasterモードの終了方法を教えてください。
A:マップ画面で次の操作を行うことで終了できます。
スタート
上
A
上
A
Q:洞窟はどうやってすすめばよいでしょう?
A:洞窟は、基本的にボードゲームのマスのような並びをしています。
これもマップ同様、突き当たりをクリアしていけば出口に出られます。
1マスごとに動ける方向を確認しつつ、自分がどのようなルートをたどってきたのかをイメージしながら勧めていけば、問題なくクリアできることでしょう。
それでもわかりにくい場合は、メモを取りながらプレイするのもよいかもしれません。
Q:***がクリアできません。***が倒せません。どうすればいいでしょうか?
A:戦略を変えてみるのはどうでしょうか?これまでと違う攻撃方法をためすことで、時にはあっけないほどうまくいくこともあります。
それから、武器を変えてみるのもよいでしょう。それぞれ、特殊効果や攻撃力、出の早さや攻撃範囲が微妙にちがいます。
いろいろためしてみてください。
それでもうまくいかない場合は、キャラを変えてみるのもよいでしょう。
自分と、あるいは敵との相性がいいキャラを選ぶことで活路が見いだせるかもしれません。
最後に、長時間連続して遊んでいた場合、疲労が蓄積されている可能性があります。
一度休憩され、次の日疲れていない時にためしてみたら、案外あっさりクリアできるかもしれません。
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各種リンクソウルアーカイブ:ソウルキャリバー公式サイト
namuco.ch内紹介ページ@PS2
namuco.ch内紹介ページ@GC
namuco.ch内紹介ページ@XBOX
任天堂ホームページ内ソウルキャリバー2紹介ページ
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PS2用ソウルキャリバーIIスティック
GC用ソウルキャリバーIIスティック
ソウルキャリバーII サウンドトラック
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