キングダムハーツ メロディオブメモリー

開発インディーズゼロ
メーカースクウェア・エニックス
ジャンルシアターリズムアクション
対応機種Xbox One、PS4、PS5、Switch Xbox series X
ダウンロード版入手先ニンテンドーEショップ PlayStationStore MicrosoftStore
備考・正解演奏聴取可能
・・オートセーブ対応
・空打ちがミスにならない
・レベルアップによるキャラクター成長要素あり
・フルボイス

はじめに

野村様のおっしゃったNintendogsでの子犬でバトルとは具体的にどのようなイメージだったのでしょうか。闘犬…なわけはないでしょうから、…とするとドッグランでのタイムアタック辺りでしょうか。
そんな、戦ってこそゲームでござろうとの母体より産み落とされたキングダムハーツブランドのリズムアクションですから実にプレイヤーへのバトルを満々とされているのでございます。
作中、各楽曲に与えられるミッションをクリアせねば先へは進ませないぜよというのでそれを我々は上回る戦いを継続するのであります。レベルアップ要素あり、アイテム要素あり、しかしただその楽曲を最後まで完走できる程度では許されない戦い。
音ゲーバトルレディーゴーというわけでございます。
いざ行き詰まったとき、このページのことを思い出していただけましたら幸いです。これから本作をプレイされる方へ、このページを残します。

ゲーム概要

画面に表示される正解の譜面通りにリズムを刻む、リズムアクションゲームです。
キングダムハーツオリジナルの楽曲、ディズニー映画のサウンドトラック、そして主題歌が140曲以上収録でございます。
主は「ワールドトリップモード」へと入りまして、
そこでプレイ可能な楽曲をクリアし、各楽曲に与えられた「ミッション」をクリアしていきますと
次の曲が現れる。
これを繰り返しつつ先へ先へと進んでいきます。
正解の譜面を聴取可能なモードあり、アイテムによる生存率向上可能、レベルアップで体力アップ。
視力を用いない場合はページ下部の攻略情報など参考にされつつ挑めばスタッフロールへ、時にどうにかといった具合でもたどり着ける可能性が生まれます。
「誰でも」とは申せません。ミッションのクリアに矢印の目視などのどうあっても視力を必要とする要素があるからです。他にもボス戦のギミックなど、心の折れるに十分な箇所はいくつも現れます。

せめぎあい ソラ

ポーション、メガポーション、アイテムドロップ率アップ、EXPアップ、キングスコール。
本作を簡単に頂けるアイテム達です。
楽曲を選びL/Rボタンで難易度選択が可能になったとき、最も下の行に並びます。
アイテム使用のオンオフを丸ボタン(Aボタン)で決めます。チェックボックスのようにオンオフを切り替えることなのですが、オンとオフ、同じ効果音なので注意です。一部のアイテムは楽曲のプレイ開始直後に効果音で装備されていることを教えてくれますインタフェイスですから、そこで装備の有無を把握されるのが良いでしょう。
(※なお、「キングスコール」とは別にスコールレオンハート君が王位を得たというのではなく、キング=おおさま=ミッキマウスをコールしアシストいただけるというものです)

こうした簡単になる要素を味わいつつ、
「アイテム使用禁止」が時に条件に現れる「ミッション」をクリアしてゆくワールドトリップモード。
そこへどう挑むと比較的視力を問題せずプレイできるだろうと考えてみました。且つ実践しました。上記の通りバトルでありますればこそ、散っては挑みの大激闘です。

私の屍を越えていってくださいませ

「ミッション」とは、各楽曲の選択時にスクロールして画面上に文字情報として表示されます。内容の閲覧には視力が必須です。
例えばディズニーさんの「Bibbidi-Bobbidi-Boo」など。ドラゴンボールでもおなじみのこの楽曲でありますが、こちらの楽曲に設定されたミッションは次の3つです。

・EXCELLENTの評価を50%以上獲得する
・スタータイミングガイドをすべてEXCELLENT以上の評価で入力する
・難易度プラウド(最大)でスコアを7250000点以上獲得する

これら、原理的には全ての難易度で全ての譜面を寸分間違えずプレイすれば全ミッション達成となるのですがこれは現実的ではありません。
ですので良い方法をお持ちしました。
即ち、新しいステージやワールド、楽曲が出てきても直ぐにそちらへは向かわず、決して向かわず、今プレイ中の楽曲を極力高難度までプレイしてミッションクリアを可能の限り行ってから、次へ進むようにする。これが視力の代用となります。
1曲に対するミッションの総数はそれぞれ3つ。
最初にミッションクリアすると、ポロンといった具合のSEでプレイ後のリザルト画面で効果音によってその音が通知されますから、慣れてきますとミッションクリアが耳で理解可能になります。
こうすることで、クリアし尽くしたが次のステージが出てこず、過去にプレイした楽曲の未クリアのミッションを探す、それに際して他の方の視力を借りる、攻略サイトからミッションと楽曲の対応関係を探る、といった状況の発生を極力減らすことが可能。
ここに難儀したのでこの情報から、今後本作をプレイされる視覚障害をお持ちの方がこの状況にハマるリスクを減じられることを嬉しく思います。
先にプレイした人間としてこんなに嬉しいこともない。どうぞお納めください。
そうそう、クリア直前にもう一つ。
新しいキャラクターがプレイ可能となっても、あまり切り替えず、ソラでのプレイを継続されるのがよいように思います。理由は避けますが、それによりよかったとなる場面がありますこと。こちらの情報もぜひ御利用ください。

果てしない物語

物語と共に進む、カイリさんとの乖離。
ナレーションで語られるシリーズストーリーダイジェストの観念的な内容は、漠として掴むのが難儀だとの印象をこそ増大する働きを生じました。
ラスボス戦の途中で、その前後のムービーで、不意に気付いたのです。
なるほどと、ここは人の思いの世界なのだと。
SFギミックもデータ世界もディズニー世界もKHオリジナルも、全てに共通するのは「クリエイターの方の脳より現れたる存在」なることです。
故にその観念が集まってできている世界なら今後どのようなディズニーの映画が来ても「脳より出でる作品」なるは共通ですから全てが包含可能という大発明としてのキングダムハーツ。
上記をば考えるとあらゆる不可思議、あらゆるわからなさの何もかもに説明が付く。腑に落ちる。納得される。楽しい、夢がある世界なのだと心から思えた瞬間でした。
そのことを、クリアの手前に理解できて本当に幸せでした。

おわりに

以上、ありのままに書いてみました。
何かに挑むのがお好きな方、リズムアクションがお好きな方、ぜひどうぞ。


視覚補助情報

アイテム合成画面での合成対象カテゴリーの変更方法

アイテム合成画面ではL(L1)/R(R1)ボタンによりタブを切り替えることが可能。循環あり。
内容は次の通り。

  1. アイテム(初期置)
  2. カードキー(メモリーダイブ素材を消費した楽曲解放)
  3. プロフィカ
  4. コレクションカード
  5. 合成素材
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