Code of Princess EX (Switch)

はじめに

3ライン性ベルトスクロールアクション、成長要素ありフルボイス。視力を用いずクリアまで到達可能な家庭用ゲームの一つです。
今回ご紹介は最後発のSwitch版。
3DS、PC、Switchと末永く移植されてきた本作を末永く愛する故は、視力を用いずに安心してプレイできるタイトルが令和2年1月3日現在、大変貴重だからです。
移植の度に磨き上げられてきた本作。
3DS→PC=処理落ちがなくなり敵の同時出現数の大幅増。
そして今回のすごさ。
PC→Switch
1.イベントとバトルのBGMの連続性。
少し説明が必要です。
イベントシーン、バトルシーン、イベントシーンの流れで本作ストーリーモードは演出されています。
PC版までは、バトルシーン突入以前にBGM含めて一度メモリ上の全てが初期化されていました。
Switch版。イベントシーンとバトルシーンのBGMが同じである場合、その音楽が途切れずそのままバトルシーンへ入るようになってございます。
このシーグレスな演出が本作の品格と魅力をどれほど高めていることでしょう。
主旋律が明らかで特徴の多い耳に残るBGM達が更に適材適所で用いられるようになった。
未プレイの方には楽しく、貴プレイの方にもぜひ感心いただけるこの要素です。広く楽しまれることを心から願います。

2.難易度の調整
敵出現テーブルの改良されたステージ数多く、プレイヤーの指体力を含めたコスト管理は攻略へ影響少なからず。

3.成長要素の変化
3DS版、PC版にあった「パラメーターにポイントを割り振る成長要素」はなく、レベルと共に自動で成長するようになりました。
これは、攻撃力のみを上げてごり押しなる戦略ができなくなったことを意味します。
ゲームとしてアクションを行なう楽しさがより味わえるようになった改良。
特に初プレイの時、エンディングへ至った感慨が増大されることと思います。

4.UI大改良
これまでは
キャラクタ選択→装備選択→ステージ選択
という流れでした。
これが今回、
ステージ選択→キャラクタ選択→装備選択
となりました。
さて、3DS版発売後にあった意見に「キャラクタが違っても物語が同じ」というのがありました。
そう思われた故は、「最初にキャラクター選択」があったから。これは理由として小さくありません。
そこを軸はステージで、そこでプレイするキャラクターは増減する。
こうした流れとすることで一切「キャラクタが違っても」という印象が払拭されたばかりか
パーティキャラクタが物語の都合で増えるようになった、それはこれまでストーリーモードで使えた4人にとどまらない。大幅に増えているのでございます。
同じゲームがここまで印象が変わる。ぜひお試しください。

以上です。
SwitchLiteでも動作する本作。
仕上がったコードオブプリンセスをぜひお試しください。

装備品ソート機能

上述の通り難易度が調整された本作です。
「装備品」の選択が即ち重要になりました。
時には体力量を重視した装備。時には魔力を重用した装備へ。時には攻撃力こそ最強の装備へ。

装備するカテゴリを選んだ後でAボタンを押しますと装備品を上下キーで選択するリストが現れます。
ここの装備品選択リストでXボタンを押しますと、装備品一覧の並べ替えメニューが表示されます。
上下で移動、端で突き当たる、Aボタンで決定

  1. ソートなし
  2. ID
  3. Vitality (HP)
  4. Piety (MP)
  5. Attack 攻撃力
  6. Defence 防御力
  7. Mind 精神力
  8. Speed 素早さ

並べ替えた後は上ほど値の高いものになります。
そして装備品一覧を並べ替えた後は、最も上が「装備無し」になります。
例えばATTACKでソートします。
そのうえで装備品一覧の、上から2つめを全カテゴリで選ぶ。
こうすれば攻撃力最強の状況が作れるのでございます。
行き詰まったとき、解決へお役立てください。

おわりに

あらためて最初から本作を最後までいたし思うのは、楽しさとはサービスか、との考えです。
コンボルートをつなぐためのディレイとキャンセルを考える楽しさがキャラクタ毎に細かく設定されている本作の、構造の根本は大いに上達の楽しさを体験させていただけるものです。
しかし楽しさはどこまでも主観ですから合う合わないが現れる。ゲーム性も物語も双方にそれは該当します。
そこへきて本作の素敵さは、物語もゲーム部分も「作り手が楽しいと感じておられながら作られた楽しさ」を届けていただけたことです。
お客を楽しませるを突き詰めるのはとても大変なコストとエネルギーを必要とします。
そこへきて「ご自身の楽しさをお客と分かち合う」かのように仕上げられた本作は一服の清涼剤と感じられたのです。
この魅力、よろしければぜひ一度お試しください。
  ダウンロード版はこちら


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