GUILTY GEAR Sign REV 2
メーカー アークシステムワークス
対応システム PS3,PS4,Windows
XrdストーリーモードのDISC2としてのREV2
闘わなくてもよい格闘ゲームGUILTY GEAR Xrdシリーズ家庭用。
厳密には格闘ゲーム部分とストーリーモードが完全分離されているため闘ってもいいし闘わなくてもいい。その選択の自由がプレイヤーに委ねられているのが魅力の本シリーズであります。
こちらはそのPS4/PS3世代に出た新作、Xrdシリーズの2作目であります。
全くの続きでありますので、まずは一作目をプレイされて、そのエンディング後を描く本作がどういった工合であるのか。
そこを知っていただいて安心いただきながら購入いただく。今回はそんな趣旨でまいろうと思っております。
本シリーズ未プレイの方は、まずは一作目のGUILTY GEAR Xrd -SIGN-からお試しください。
次々現れる金言の嵐
ネタバレにならない反意で、本作をしていてグイと来たセリフを以下に一部、ご紹介申し上げます。
これらがどういう場面で発せられるのかと考えながら本作へと接するのはきっと楽しいに相違なく。
ベッドマン「この世界はどんなに上辺を取り繕っても最終的に形而下に価値を集約して優劣を求める。それを世の中は万物平等と謳っているんだ。
だからこそ僕は、その圧倒的火力を是とする思想に倣った。
その果てならば僕たち兄弟のように合理性と統計の犠牲になる人間はいなくなるはずなんだ」
ロボカイ「だがな、結局わしは社会がなければ満足に油も注せない。この服も柔軟剤も洗剤も、どっかの誰かが作ったもんだ。
まぁだからわしも、どっかの誰かの役に立つことをしてきた。それで社会の一員だっていうことで納得してきた」
ロボカイ「しかし貴様はよほどけつの穴の小さい世界に生まれたんだな。まるで余裕がない。
何がしたいのかはいまいち解らんが、夢の叶え方を間違っておるよ」
ロボカイ「憶えておけ。人の夢を笑っちゃいかん。わしなりの哲学だ。
それだけ守ってれば御大層な思想なんていらないんだ。
喧嘩しようが何しようが、人は繋がれる。だから、
一片反省してこい!」
終わりに
何はさて、モチベーションが大切だと思うのです。
これはぜひやってみたいとなったらば、多少の障壁は人間、存外越えられるものです。
1.本作にも字幕がありますから画面を見ることのみでもプレイの可能である可能性がございます。
2.最初からオート進行なので、いざストーリーモードの始まったらば基本を眺めるだけでOKな構造は前作から踏襲されているので視力を要さない場合も安心。
3.これも前作同様、日本語フルボイスです。主人公のみセリフがないといったことは今回もありません。
これらのことが、何はさて本作のプレイ障壁を破砕する道具として機能されることを願っております。
それでは。今晩はこの辺りにて。