マブラヴ オルタネイティブ トータルイクリプス

メーカー5pb.Games
ジャンルビジュアルノベル
公式サイトhttp://5pb.jp/games/muvluv/te/
ダウンロード版入手先PS3版

はじめに

まずは本シリーズへの祝辞を一筆申し上げます。
キックスターターによるVita版の開発決定、ならびに海外版の発売決定を心よりお祝い申し上げます。
25万ドルで英語版開発決定、40万ドルで英語ボイス実装、これらの目標は早々に突破し、一週間で50万ドルの支援額へ到達、これによりめでたくVita版、ならびにAndroid版の発売が確定しました。
史上初の快挙とのことで、めでたいですね。本当にめでたい。
そしてVita版はめでたく国内へも登場が確定、これら数々のストレッチゴールと追加決定を超え、集まりも集まったりこのキックスターターの結果は7890件の支援を数え、支援総額は1,255,444ドル。日本円だと、1ドル120円として大凡1億5千万円。
「健全な経済は健全な消費に宿る」とはどなたのお言葉でしたでしょうか、まさにそれが体現され現れたこの結果には心から感激たるばかりでした。
このことは本作の歴史とともに米経済誌forbesで紹介され、いよいよもって広く多く本作の知られるところとなりました。
本作が好きな者として、こうして「好きかも知れない皆様」へと情報が広がっていくことは何にも代えがたい喜びです。

概要

ロボットで宇宙人と戦います。
ど、どうしましょう。15文字で説明が完了してしまいました。
ただ、この15文字を描くに用いられる様々な実装と修飾と設定と美術は本作の魅力であります。
大きくはその宇宙人を地上より廃絶するに成功した後の検疫を巡って対立する米ソの駆け引き、そして個人の単位では己の持つ技能、技術、技量を精一杯に施して挑まれる「戦術機(ロボット)」開発のドラマも見逃せません。
主人公ユウヤ・ブリッジスは日系米国人、そしてもうひとりの主人公とも言うべき篁唯依中尉との議論、ただの議論でない、アラスカはユーコンで国連の下で行われる日米共同のプロジェクトにあって、彼女が出向するうえで、既に京都(帝都)での死線をくぐり抜けた経験と興国の志が貯め、物語冒頭から既に明確な思想とビジョンを持った彼女との議論だからこそ、ユウヤのとるあまりにストイックに過ぎる、故にこそプロフェッショナルな行動の真意を知ったときの彼女の心中がなお魅力的な場面として描かれているのです。
実地での「開発」」を途上として何ヶ月にもわたって行われるこの議論、本作の大きな魅力であるとあらためて思い起こされます。
様々な生き様を描く点で本作が出色なのは、各々が死力を尽せばこそ生まれる多くの軋轢や問題、和解に交流を、登場人物がそれぞれ言葉でなく行動で示している場面が非常に多い点です。
例えば仕事で成果を示す対象はクライアントであったり上司であったり、株主であったり取引先であったりが一般的です。
そして、その「示す」ことを、常に突き詰め続けたとある日系アメリカ人の物語。その「個人のドラマ」としても本作は素晴らしいのだからたまらないのであります。
示す主人公、ユウヤ・ブリッジスの音声はパートボイス。
終章、とある理由で大変凝縮された場面となるのですが、そこは完全フルボイス。それ以外にも、他者の回想シーンでの発言を筆頭に、彼のボイスが入る場面が程よく含まれております。
いけないいけない、あまり核とネタバレでござる、本作の概要は15文字ですが、その魅力は幾重にも折り重なり数限りありません。
上記の公式サイトへもぜひにご訪問をいただきまして、おもしろそうだと感じていただけたならぜひプレイをいただきたく思います。

おわりに

本作は冒頭からナレーションや場面効果を用いてその世界観が徹底的にわかりやすく描かれ、即ちはひとつの物語として自然と楽しめるようできています、言い換えればシリーズ未経験でも全く大丈夫な構造をしております。
CGによるメカアクション+2Dキャラの合成はゼノギアスを彷彿とさせ、世界観に漂うガンパレードな空気。
国粋主義と愛国心の違いに関する議論もまた魅力に溢れ、国際規模の重工業開発における悲喜交々からはプロジェクトXの香り。
これまでの遍く人類史をリスペクトしているとプレイしていて自然と感じられるほどに、本作に入っている要素は濃く、味わい深い描写に満ちていました。モビルスーツは元々資源採掘用でしたが、そうした意味で戦闘機の延長として描かれている本作の兵器としてのロボットはリアル系の描写には大変な必然性があったのです。
ゲーム性はオーソドックスなアドベンチャーゲーム、選択肢は2カ所、シナリオが変化するものではなく多少の会話が変化するものです。
視力を用いないプレイにおいてナレーションフルボイス、主人公以外のキャラのモノローグフルボイス、戦闘シーンにおけるSEは常にムービーと自然に思えるほどの迫力にてそれはそのまま状況説明となり、そうした意味からあらためましてお薦めいたします。
主人公ユウヤは最終的に何を決断し、その結果として何を示したのか。彼の周囲の人々は、彼へ何を残したのか。
ひとりでも多くの人のもとにそれらの苦難と熱意と決意に満ちた軌跡が届きますこと、心より願っております。
そしてこれからもいよいよ益々、この物語がその必要が故にこそ広まり、知られ、楽しまれることを心から願います。
  それでは、今日はこのあたりにて。

視覚補助情報

概要

視力を用いないプレイにおいては、メニュー移動や決定キャンセルなどの動作にSEが無い、主人公ユウヤ・ブリッジスの声がパートボイスであるなどの点で、少々、遊びにくいところがあります。
しかし、前者は構造を徹底的に把握しボタンを1つ1つ冷静に丁寧に押すことで対処可能、後者は相手の応答からこちらの台詞を推察するドラクエ風プレイにて対処可能ですので、私見ですがほぼ問題たり得ない影響とできるであろうと考える次第です。
そのプレイアビリティを確保するにはまず情報が必要かつ大切です。ですので、追って本作の操作方法についてしっかりとまとめてここで公開いたします。
ぜひそちらも見ながら、プレイをお楽しみください。

ゲーム中操作:

 オートモードOn/Off ゲーム中スタートボタン
 メニュー画面 四角ボタン

 セーブ方法:

  四角
  丸(セーブを開く)
    4秒ほど待つ(セーブファイル一覧を読み込む)
  丸 左 丸(既存のセーブデータへ上書き。初回セーブの場合は丸を1度押すのみでOK)
  罰:セーブダイアログを閉じ、ゲーム画面へ戻る

 ロード方法:

ゲーム中に、次の操作。
 四角 下 丸 4秒待つ
 丸 左 丸 しばらく待つ

 タイトル画面からのロード:

  オープニングムービーをスタートボタンでスキップ
 タイトル画面でBGMが流れ始める 
  下 丸 4秒待つ
  丸 左 丸 しばらく待つ


これら全て、効果音が無い状況での操作となるので慣れるまでに注意を要しますが、、ぜひ挑みつつ楽しんでください。

スタッフロール後のシステムセーブ

スタッフロール後、システムデータのセーブを問うダイアログが表示されるので、
 左 丸 を2回(2回目は上書きの有無を問うもの)
と入力することでシステム上のセーブが完了いたします。


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