ひぐらしのなく頃に 粋

ジャンルアドベンチャー
メーカー加賀クリエイト
原作竜騎士07・07th Expansion
対応ハードPS3 PSVita
ダウンロード版入手先PS3版 PS Vita版
備考フルボイス

イントロダクション

さて、末永い人生において「嘘だッ!!!」と言いたくなることはいろいろあると思います。
誤解、勘違い、失望、現実逃避、失恋、事故。
しかしてこの「嘘だッ!!!」のフレーズ、もしも主体が自分へ向けた言葉でなく、相手へと発せられたものだとしたらどうでしょう。
それは激烈強烈な相手への否定であるのか、前後の「文脈」から考えると別の感情の発露であったのか。
突発の「恐怖」のうしろにある「何故」へと至るときに現れる面白さ、そこを考えながら楽しむ時に現れる本作の魅力には実にたまらないものがありました。
筆者、本作のPS2版、DS版をそれぞれ遊びまして、都度そのギミックを楽しみました。なるべく頭をまっさらにして、何も知らないと自分に暗示をかけての再読です。
とはいえ真相を知っているわけです、ところがどうでしょう、知っていてなおおもしろいのだからたまらないのです。
それをそれこそ「何故」と考えたなら、登場人物の心象を追いかける楽しみがつまり魅力なのだとあらためて気づく面白さ。
思い出に残る、素敵な作品でした。
オーソドックスなアドベンチャーゲーム、表示される文章を読みながら様々な選択を繰り返して真相へと近づいていく作品ですから、その意味でも安心してお手にとっていただけます。
このPS3、Vita版の副題は「粋」ですが、あまりいろいろ書くのはそれこその無粋ですから、ここまでお読みいただいて「ほほうそれはそれは」と思っていただいたなら、ぜひお手にとっていただけましたらうれしいです。

あ、最後にプレイ前なるそこのあなた、どうかひとつだけ以下の情報をお持ち帰りください。それだけが私の願いです。
初プレイ時の選択肢は全て最初のもの「方向キーでは左を押して選ばれるもの」を選び続けてください。
こうすることで原作でいうところの「第1章」へと物語をすすめていただくことができます。ここだけ、ぜひぜひお試しを。(視力を用いずにプレイされる場合において、分岐の選び方の詳細は以下をご参考ください。)
そして、最後まで、視力を一切用いずにプレイを終了できましたことも合わせてここにご報告申し上げるものです。
  それでは、今日はこのあたりにて。


攻略情報 各種画面解説と操作方法

視力を用いない折のプレイにお役立てください。

1.タイトルメニュー概説

タイトル画面で丸ボタンを押せばメニューとなりますが、縦2列の構造です。
丸を押せば【書庫選択」、最初は最も上のもののみ選べる構造なので多分ここを読了したら下もオープンする運びとなることでしょう。
同じくタイトルメニューで右 丸とするとデータロード画面。ファイルを選んだら丸 左 丸です。一瞬のロードはとても快適なのですことよ。

2.ゲーム中の上下一覧メニューの操作

ゲーム中のメニュー画面は上下循環の構造です、ならば上端 下端はどうやって確認するのかな?かな?と思われたそこの貴方もご安心。例えばゲーム中に四角を押して出てくるメニューは左を押せば最上段、右を押せば最下段に移動するようにできています。
ゲーム中四角メニューは上からセーブ ロード 設定 シナリオチャート 終了。

3.セーブとロード

セーブはファイルを選んだら丸 上 丸 7秒後くらいに罰 罰です。

4.環境設定

設定画面はオートモード速度アップに便利です。
オートモード速度も音量設定も右に突き当たれば最速最大です。総て最大にしても結構バランスがよい具合なので、視力を用いずプレイする場合はまず総ての項目を右端にそろえてから大きすぎる音量だけ小さくしていくのがいいのかな?かな?と思います。

5.TIPSの確認について

ゲーム中、シナリオ番外編を楽しめるTIPSが追加されていきますがそのアクセスについて。
まずプレイを続けていますと鈴の音がして画面が止まります。そうしたら 丸 右 丸とするとTIPS一覧画面が出てきますから、そこで読みたいものを選びます。
その時出現したものが最初から選ばれているのでTIPS表示後そのまま丸を押せば最初のものが見られます。
このTIPSメニューは縦2列、端で付きあたる構造になっているので、左にいるならまず右、そこが終わったら左 下の順に確認していくと総て見られます。
まだ開いていない項目はまだ見ていない分岐、シナリオを試すことでオープンされる仕組みです。

続いて選択肢を選ぶときのシステム全体で使える便利技をご紹介申し上げます。
縦に並んでいる項目、ゲーム中の分岐などがそうですが、右を押せば最も下の選択肢へ、左を押せば最も上の選択肢へと移動出来ます。
パソコンでいうところのホームキー、エンドキーのような動作が方向キー左右に割り当てられていると考えていただくとよいかな?かな?と思います。
そして、セーブ・ロードといった「はい/いいえ」を選ぶ場面。ここは必ず、上が「はい」、下が「いいえ」です。これも同様の画面ではずっと使えるテクニックです。
オートモードのOn/Off切り替えはゲーム中にL1、既読スキップのOn/OffはR1です。


攻略情報、終盤「カケラ紡ぎ編」における、視力を用いずプレイする方法

独自システムで組み上げられたこの場面も視力を用いずにプレイを完遂できることを確認しました。
概要は以下の通りです。

物語を薦め、タイトル画面の「書庫選択」から「カケラの世界」を選べるようになったらプロローグを読了します、するとこれまでのものと同様にシナリオ選択画面が出てきますから左列の一番上を選びます。
ここが件の新システムによる画面となります。
まず縦2行、横3列、合計6つの項目が表示されています。ここは上下左右へ突き当たるとカーソル位置は循環します。
この中で、読むことができるシナリオで丸を押せばいつもどおり物語がスタートし、読めないシナリオを選んだ場合はもう一度丸を押すことでシナリオ選択画面へ戻ってまいります。
さて、この縦2つ横3つの表は、L1/R1ボタンで別のページへ切り替えることができます。

これらの情報を組み合わせ、即ち次のようにプレイすることで視力を廃した進行が可能となります。

1.表示中の6項目を、読める読めないにかかわらず丸ボタンでそれぞれ選んでいく。
2.L1・R1で別ページへ移動して1を繰り返す。
3.上記1~2を繰り返すことで次々と読めるシナリオが増えて行く。既に読んだ話はスタートボタンでスキップ可能なので未読のものと区別が可能。

以上です。さらには、全てのエンディングを終えた後、ここに追加のシナリオが出現します。
おわったおわったと思ったそのとき、既読スキップを使って最後のひとプレイをお確かめいただくのもまた乙にて、ぜひそのときが来たら再度ここへ立ち戻って未読部分の発掘にトライをしてみてください。


PS2,DS版からの変化点

  1. グラフィックの高画質化とSEの高音質化、そして主人公を含めたフルボイス仕様。PS2版無印からは効果音そのものの拡充が施されています。
  2. PS2版全シナリオに加え、PS2版発売当時には未収録だった「原作版の完結編」もフルボイスになって収録。
    DS版で連作形式で1巻ずつで綴られた追加シナリオもフルボイスになって再収録。このシナリオには特徴ある語尾がないキャラが多い点からひぐらし成分が減じていた部分こそありましたが、それ以前に原作キャラを使っていながら意味不明な情調転回せしめていたPS2版追加シナリオの脚本の謎さといったものとは無縁の上質シナリオですので、面白ドラマとして楽しめます。
  3. コントローラーの振動演出がなくなってしまいました。目明し編のあのシーンでは始終コントローラーが最大出力で震えっぱなしでその恐ろしさを大変に表現しておられ、他の場面でも特に恐怖演出を補強するのに大変有用であったこの震動がなくなったのは、それが全てではないとはいえ恐怖演出も包含された本作にあっては本当に本当に本当に本当に本当に、残念なことでした。
    今後PS4版が出ることがあったりなどしたらぜひコントローラーが震えるようにいただきたいこと頻りです。心より念願いたします。余談ながら、PS3版の環境設定にある画面表示範囲が、フルスクリーンより少しだけ少ない値になっていたのです。ここからは完全に推測ですが、まずVitaで動くソフトを作ってそれをPS3にも動くように構築したのじゃないかな?かな?と感じられなくもなくもないところです。
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