ひぐらしのなく頃に 奉
ジャンル | アドベンチャー |
メーカー | エンターグラム、加賀クリエイト、アルケミスト |
原作 | 竜騎士07・07th Expansion |
対応ハード | PS4/Switch |
ダウンロード版入手先 | Switch PS5/PS4 PS3版 PS Vita版 |
備考 | フルボイス |
イントロダクション
さて、末永い人生に「嘘だッ!!!」と言いたくなります場面は様々です。
誤解、勘違い、失望、現実逃避、事故。
しかして「嘘だッ!!!」のフレーズ、もし主体が自分へ向けた言葉でなく、相手へと発せられたものだとしたらどうでしょう。それは激烈強烈な相手への否定であるのか、前後の「文脈」から考えると別の感情の発露か。
突発の「恐怖」のうしろにある「何故」へと至るときに現れる面白さ、そこを考えながら楽しむ時に現れる本作の魅力には実に堪らないものがございました。
PS2、DS、PS3、PSVita、PS4、PS5。それぞれ何も私は知らないかな?かな?と自己暗示いたしつつ愉しみました。
真相を知っていてなお面白い。
これを「何故」と考えたなら、登場人物の心象を追いかける楽しみがつまり魅力なのだとあらためて気づく面白さ。思い出に残ります作品でした。
オーソドックスなアドベンチャーゲーム、表示される文章を読みつつ様々な選択を繰り返し真相へ近づく作品、以下の視力を補います情報を用いて頂けましたなら安心してお手にとっていただけます。
最後にプレイ前なるあなた、どうぞ以下の情報をお持ち帰りください。それだけが私の願いです。
それでは、今日はこのあたりにて。
攻略情報 各種画面解説と操作方法
視力を用いない折のプレイにお役立てください。
1.タイトルメニュー概説
上下 左右移動 循環あり
横の項目数は2 左右循環あり
最も下の「オリジン」のみ単独項目
以下、行単位で記載 基本的には1行中に2項目が存在
一覧は次の通り
- 書庫選択(初回プレイ時カーソル初期位置) ロード(2回目以後カーソル初期位置)
- 環境設定 シナリオチャート
- ギャラリー TIPS
- クイズ 真 オヤシロショック 解説書
- ひぐらしオリジン(ダウンロードコンテンツ「ひぐらしの鳴く頃に オリジン」の購入によりプレイ可能)
2.ゲーム中メニュー操作
ゲームプレイ中Yボタン(四角ボタン)で表示
カーソル移動音あり 上下移動 循環あり
左キー:最上段へ移動
右キー:最下段へ移動
項目は以下の通り
- セーブ
- ロード
- 環境設定
- シナリオチャート
- 説明書
- タイトル画面へ戻る
3.セーブとロード
セーブはファイルを選んだら丸 上 丸 7秒後くらいに罰 罰です。
4.環境設定
上下:項目移動
左右:値変更
上下、左右共に端で突き当たる
設定画面表示中Yボタン(四角ボタン)で初期化確認、上 Aボタン(罰ボタン) で設定値の初期化を実行
項目内容は次の通り
- 操作音音量
- BGM音量
- 効果音音量
- 音声音量
- 音声フォーカス 無効 有効
- 音声パンポット 無効 有効
- メッセージ表示速度 右ほど早い
- メッセージ既読判定 無効 有効
- ウィンドウ透明度 右ほど不透明
- ルートナビ 表示しない 表示する
- オートモード速度 右ほど早い
- 曲名 表示しない 表示する
- シーンタイトル 表示しない 表示する
- タッチ操作時の画面効果 表示しない 表示する(Switchのみ)
5.TIPSの確認について
ゲーム中、シナリオ番外編を楽しめるTIPSが追加されていきますがそのアクセスについて。
まずプレイを続けておりますと鈴の音がして画面が止まります。そうしたら 丸 右 丸とするとTIPS一覧画面が出てきますから、そこで読みたいものを選びます。
その時出現したものが最初から選ばれているのでTIPS表示後そのまま丸を押せば最初のものが見られます。
このTIPSメニューは縦2列、端で付きあたる構造でいるので、左にいるならまず右、そこが終わったら左 下の順に確認していくと総て見られます。
まだ開いていない項目はまだ見ていない分岐、シナリオを試すことでオープンされる仕組みです。
続いて選択肢を選ぶときのシステム全体で使えます仕様を、特に視力を補いますものにしぼりご紹介申し上げます。
縦に並んでいる項目、ゲーム中の分岐などがそうですが、右を押せば最も下の選択肢へ、左を押せば最も上の選択肢へと移動出来ます。
そして、セーブ・ロードといった「はい/いいえ」を選ぶ場面。ここは必ず、上が「はい」、下が「いいえ」です。これも同様の画面ではずっと使えるテクニックです。
オートモードのOn/Off切り替えはゲーム中にL1、既読スキップのOn/OffはR1です。
攻略情報、終盤「カケラ紡ぎ編」における、視力を用いずプレイする方法
独自システムで組み上げられたこの場面も視力を用いずにプレイを完遂できることを確認しました。
概要は以下の通りです。
物語を薦め、タイトル画面の「書庫選択」から「カケラの世界」を選べるようになったらプロローグを読了します、するとこれまでのものと同様にシナリオ選択画面が出てきますから左列の一番上を選びます。
ここが件の新システムによる画面となります。
まず縦2行、横3列、合計6つの項目が表示されております。ここは上下左右へ突き当たるとカーソル位置は循環します。
この中で、読むことができるシナリオで丸を押せばいつもどおり物語がスタートし、読めないシナリオを選んだ場合はもう一度丸を押すことでシナリオ選択画面へ戻ってまいります。
さて、この縦2つ横3つの表は、L1/R1ボタンで別のページへ切り替えることができます。
これらの情報を組み合わせ、即ち次のようにプレイすることで視力を廃した進行が可能となります。
1.表示中の6項目を、読める読めないにかかわらず丸ボタンでそれぞれ選んでいく。
2.L1・R1で別ページへ移動して1を繰り返す。
3.上記1~2を繰り返すことで次々と読めるシナリオが増えて行く。既に読んだ話はスタートボタンでスキップ可能なので未読のものと区別が可能。
以上です。さらには、全てのエンディングを終えた後、ここに追加のシナリオが出現します。
おわったおわったと思ったそのとき、既読スキップを使い、最後の1プレイをお確かめいただくのもまた乙にて、ぜひ時が来ましたら再度未読部分の発掘にトライをお試しください。
PS2,DS版からの変化点
- グラフィック高画質化とSEの高音質化、そして主人公を含めたフルボイス仕様。PS2版無印からは効果音の種類が拡充されております。
- PS2版全シナリオに加え、PS2版発売当時には未収録でした原作版完結編{祭り囃子}もフルボイス収録。
DS版の、連作で1巻ずつ綴られた追加シナリオもフルボイスで再収録。