インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険

対応ハード(リンク先は別タブでダウンロード版購入ページが開きます):PS5SwitchWindows(MicroSoftStore)
ジャンル:アクションRPG
備考:フルボイス、ロックオン機能実装、合計2ステージに視力利用を推奨(必ずしも視力は必要ない)


はじめに

とても貴重な、視力の(ほぼ)必要ないドラゴンクエストシリーズ作品としてインフィニティ ストラッシュをご案内申し上げます。
ダイのように諦めず、ポップのように立ち向かい、マァムのように研鑽積めば決して超えられない壁ではない。キャラクターの生き様と共にプレイヤーも成長できる物語をどうぞひもといていただき、本作をお楽しみください。
「ダイの大冒険」とは、集英社より発売されております漫画雑誌「少年ジャンプ」に連載をされていた、ゲームソフト「ドラゴンクエスト」を原作とする漫画作品です。これまでに2度アニメ化されており、今回のゲーム「インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は、2020年(令和2年)版のアニメを原作とします。


ゲーム概要

ステージクリア型の3DアクションRPGとなります。
もう一度記します。「ステージクリア型の」アクションRPGとなります。
ステージクリア型。これはメニューから挑戦するステージ(物語)をお選びいただき、お選びいただいた物語に対応したバトルをプレイする構造を意味します。

視力不使用プレイが可能となった作品の要素

まずはフィールドマップの不在、これが大変大きくあります。
一般的なドラゴンクエストでは画面に表示されたキャラクターを、同じく画面に表示された「マップ」を目視しながら移動し、目的地への旅路が表現されます。初代Iから最新作モンスターズ3まで、この構造が貫徹されており、マップ移動は一般的な和製RPGの基本構成要素の一つでもあります。
そのマップがない。ということは、マップ移動に視力を必要としないことが要素として注目されるのでございます。
加えて近年のタイトルとして違わず、日本語のフルボイス(音声)により物語やナレーションが演出されることで、物語の理解に何ら不都合がない。
アクションパート中、右スティッククリックによるロックオンを行うことで常に画面の真ん中中央に敵が表示される状態となるので、左右移動がロックした敵の周囲をコンパスのように回る動きとなる事から、そこを想定した回避、側面背面への回り込み、慣れましたら全く視力を必要せず可能となる構造となっております。
動画にいたしました。実際のプレイの様子はこちらもぜひ実証実験として参考となさってください。


準備をする

ならば本作の全ての要素が視力を必要としないのかとなると、そうではない。
まずはメニュー画面。カーソル移動音こそありますが、構成は把握をして音で選択状況を把握せねばなりません。
視力不使用プレイ時の参考情報はぜひこちらをメモとしてご利用ください。
続いてステージ。
物語の前半に極一部、3D空間でのマップ移動が必要となるステージがございます。
とはいえ以下の動画のようになんとかなりますので安心ください。
ステージ2-1を例とした移動ありマップのクリアデモンストレーション
続いてステージ2-10のクロコダイン戦後半。視力利用が推奨されます。
とはいえポップのレベル上げ、後半に入ったらクロコダインへのロックを外す、アイテムを用いて回復する。これらを積み重ねることで運によるクリアであってもその確率を上げることができます。
試行錯誤、確率と工夫からステージ2-10を視力を用いずクリアいたします様子を動画にして準備をさせていただきました。実際のプレイ時の参考といただけましたら幸いです。
ほぼ最後の壁。ステージ3-6、地下迷路ダンジョンにして最難関、と同時、本作最後のマップ移動ダンジョン。ここさえ突破すれば視力が本当に必要なくなります。
クリア実演動画。視力を用いず、なおかつご自身の独力でプレイをされます折、どうぞ参考となさってください。
あとは環境設定の調整方法をさえ押えましたら、BGMと台詞のバランスを調整いただいて聴取に耳心地良い状態を、プレイ環境として導入いただけることと考えられます。
本作環境設定の項目詳細を、環境設定へのアクセス方法と同時に動画として公開させていただきました。ご利用ください。

諦めない心は曲芸にあらず

視力障害がありながらゲームをやれるとは凄い、なるご評価を頂くことが屡々ございます。
とても有り難いのですが、本人としては別に特殊なことをやっている意識はありません。
わからないことをやっている人間が凄く見えるエフェクトについては、実際にゲーム機を購入しコントローラーを手に取り実践しましたら、なるほどとの納得へコンバートされる性質ですから、プレイをいただければ解決される種類の解釈と存じます。
メニューの理解などへ視力をお借りする、視力をお借りできない状況にあってもどうにかならないかと工夫する。こうした酔狂の実現へ私が行っている工夫・実践とはただ一つのとても単純な考え方なのです。
諦めなかった。
ただ諦めずに挑みましたばかりです。そうしてそれが楽しい。
こうして諦めなかった結果、鬼岩城へ到達し本作ストーリーモードの結末へ至りましたものでございます。
ゲームの購入前から視力を必要としない作品を探すための工夫、情報収集はスタートしております。
拙サイトでご案内申し上げますゲーム作品は、いくつもいくつもの視力を用いずプレイのできなかったタイトルを私が積み重ね、そうしてプレイできた作品を抽出した情報の一覧として構成しております。
K様、M様、そして私。少なくとも令和6年1月2日現在、日本国内にあって3人の視力不使用プレイ当事者が本作のエンディングへ到達しております。
全員、諦めなかったからこその到達です。
これからお越しを頂きます皆様の本作のプレイ時間が、どうか楽しいものでありますことを心から願っております。
  それでは今日はこれにて。

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