GOD WARS ~日本神話大戦~
メーカー:ドラガミゲームス
対応ハード:Switch PS5 他
公式サイト:https://www.god-wars.com/
ジャンル:タクティカルシミュレーションRPG
ダウンロード版入手先:Switch PS5
一所懸命、いざスタート
鎌倉時代、一所懸命とは「己の土地を一名を賭して守り抜く」御家人の精神を表す言葉で、「所」の字は土地、所領を意味するものであったと聞き及びます。
さて、規模の大小は別として己の生活も含め、自分の命も勿論含めて「命を賭けて守り抜く」ものは現代人にも大いにございます。私にもあります。
そんな一所懸命の精神を趣味にも仕事にも家族にも発揮できたなら、それは素晴らしいことと考えます。
ゲーム概要へ一所懸命
ウェイトターン制のシミュレーションRPGです。素早さ順に敵味方のユニットが順に動き、ターン終了が拍子木にて告知、互いに行動を繰り返しながら自軍の最終的勝利を目指します。
専門用語へ一所懸命
上の説明を書いていて辛くありました。ウェイトターン。ユニット。専門用語だらけです。和の精神としてこれが辛い。
ユニットとはコマのことです。ウェイトターンとは敵味方の手番が巡ってくる順番が、ユニットの素早さというステータスにより決定される仕組みのことです。
いかんいかんステータスという言葉が。これはユニットの能力の意味で、様々な数値で表されます。その数値の値が高いほど基本的に高性能となる仕組みでございます。
こうしたユニットやターン、ステータスといった言葉、とても残念ながらTVゲームの界隈で「常識」として用いられる用語であります。
その常識が故、初学者の皆様への壁が生じておりますこと、重々承知しております。
だからこその本作なのです。
原作再現へ一所懸命
桃太郎、金太郎、浦島太郎、日本書紀の国生みから八岐大蛇、因幡の白ウサギEtc、ネタバレに触れず語れます原作の一覧はこういったところ。
さて、スーパーロボット大戦というシミュレーションRPGがございまして、闘将ダイモス、エヴァー、ラーゼフォン、ガンダムー、来ディーン、ゲッター、マクロス、宇宙戦艦ヤマト、アクエリオン、ポプテピピック、サクラ大戦、ガーンバスター、ダイガード、デモンベイン、コンバトラー、ダルタニアス、エルガイム、ダンバイン、イイーデーオーン、ボルテスⅤ等が組んずほぐれつ戦いながら物語を紡いでゆくシミュレーションRPGであります。アヌビスZ.O.Eやゴエモンインパクトが登場しますのもそう遠い未来のことではないでしょう。
1997年発売のスーパーロボット大戦Fが未だに愛好されている歴史の故は、その難易度がいろいろと面白いことになっていた作風へ、多くのプレイヤーが「接する機会」を当時得た結果として、愛好される方とも自然と出会われ現在に至るのでございます。勿論ジャンルとしてのSRPGがお好きでスーパーロボット大戦シリーズを手に取られた方は確実に存在します。そのうえでまず入り口はご自身が好きなロボットアニメがどう他作品とからむのか、あるいはどうと原作再現されるのかへの期待であるパターンは少なくありません。
ですからこのスパロボ購買心理を考えたとき、私は本作は坊やよい子だねんねこにゃーで伝えられアニメ版のBD発売が折しも2023年に行われた状況が全くメディアミックスのそれであり、が故、とてもクロスオーバー元の作品へ触れた方の多い作品であることから接しやすいSRPGでないかと考えているのであります。日本国民1億に等しい周知状況は、本作GOD WARSの購買意欲を惹起いたす材料としてかなり良い具合なのでないかと考えるのです。
ターン、セーブ、ロード、パッシブスキル、アクティブスキル、AIバトル。こういった色々はやりながら身につけていけば良いのです。それで十分なのです。
ただ皆様がご存知の日本昔話の、原作からのアレンジを味わう心地よさ、愉快が体験されたなら十分の素晴らしい経験。人生の一幕となると考えます。
アクセシビリティへ一所懸命
ともかくもまずは証拠映像からご覧を頂きましょう。実証には実際が何よりです。そのうえで実際にプレイをいたすに際しては補う情報が必要となります。
以下のテキストをその際はご利用ください。当ページでは興味から作品を手にお取りになることをお薦め申し上げましたが、視力を用いない状況となりますと画面情報は残念かな壁となります。ぜひそんなときは当ページを参考ください。
視力の代わりになります情報の表記、適宜追加をいたします。情報をさえありましたらあとは挑める。そのような皆様の兵站、補給基地としてこちらをご利用にいただけましたらと思うのです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
物語を語る無粋は控えようと思います。ひとつひとつを味わいお楽しみください。
ただ一つ。そうですね。犬が好きな方、少々御覚悟を。
現在日本で熊や猪で起きております事象が犬にあっても山犬、野犬としてあったという現実へのアンサーなる描写がございます。当時の製鉄は現代のメガソーラーと考えますと、かえって良い描写とも考えられます。(桃太郎の犬も犬ですが、こちらはお供なので共闘可能)
とはいえ本作の中庸主義は、文明発展を否定してはいない。ただバランス良くやっていきましょうわぜへの帰着が「和」の精神と感じ入る描写が素敵でした。具体的に同その哲学が描かれるのか。愉しみつつゲームとしての愉快も同時に体験ください。
それでは今日はこれにて。
視力不使用プレイ情報
コラム:キャラ育成戦略
ここからは既にプレイをされている方、あるいは今後のプレイを具体的に予定されている方へお届けいたします。
視力を用いない場合の一例として以下の情報をご参考ください。
メニューUI各種はこちらをご参考ください。
プレイ初期戦略
1 ジョブのスキルはツリーは最初の1項目を残して全てを強化する
メリット:習得、強化するスキルが限られる結果、強化可能項目を見極めるため要する時間の低減。
PS4版で説明します。
フィールドマップで 三角 丸 下 丸 丸 丸 丸
で「戦人」の職業ツリーが表示される。
LRで職業ツリーを切り替えてゆくが、
「カーソル初期位置のスキルのみ残して他のスキルを最強まで鍛える」ことで、現在装備中の職業が「強化しますか?」の確認ダイアログ表示の三味線SEにより把握可能となることで目印とできる。
なお、キャラクター固有職業は外せない職業、キャラクター毎の個性=AIの独自行動強化に繋がるのでこちらは強化して問題なしと思われます。
2 出撃メンバーを入れ替えない
メリット:同上
職業レベルの上がるキャラクターが固定されることで、強化枠数を制限可能。
この制限が強化に必要な試行錯誤の手数を減らし、視力を補うこととなります。
強制出撃キャラクターには万屋の「お任せ試着」や編成画面の「お任せ装備」「アタッカー向け」のコマンド実行で対応。
やりこみプレイ時向け戦略
1 職業を上から順に装備し極める
例え全員が同じ主食業だとしても、キャラクター個別に設定された「固有職業」がAI操作時の役割分担を自然に生じます。
したがいまして全員を攻撃食としても回復手段がなくなりはいたしません。安心設計なのです。
この方法を用いて全ての職業を上から順に強化してゆき、目分量で職業レベル10を埋めてゆく。
職業選択画面で最初に「はずす」が選ばれているUIを考えたとき、視力を用いない突破方法として少なからず可能な戦略と思われます。
2 メンバー入れ替え前に初期の並び順をメモする
バトルへの出撃は、編成→隊列 で
左にセットされたキャラクターから順に行われます。(ステージにより設定されている強制出撃キャラクターはこの限りではない)
最終的にキャラクターの並び順は次のようになりますが、「オリヒメ」は吉田の社へいつ訪れたかで挿入場所が変わるので、プレイ状況に応じてご判断ください。
以下の例では「最速でオリヒメが加入した場合」を想定して記述しております。隊列画面では左から順に並び、移動先指定状態(ドラッグ状態)ではカーソルが端で突き当たるため下の情報を参考とすることが可能)
- キンタロウ
- クマ
- カグヤ
- ハナサカ
- カツラギ
- アオメ
- オリヒメ
- オオクニヌシ
- イナバ
- ウズメ
- ウラシマ
- カメ
- サヨリ
- イッスン
- サクヤ
- モモタロウ
- イヌ
- サル
- キジ